前々回、「居酒屋で隣り合った方から聞いた、飲食店情報は意外とアテになる」と書いた。
その説(?)よりも、信頼度が増すのは、【自分が通っているお店のマスターやオーナーから聞いたお店】だ。
そもそも、気に入っているお店を運営・経営している方がオススメする飲食店は、自分の好みと合う可能性が高いはず。
今回紹介する、聖蹟桜ヶ丘の『三太』さんも、某店のオーナーが「人生で一番通った」居酒屋だそうで、
私も訪問してみたところ、聞いたとおり、素晴らしいお店だったのである。
こちらのお店の名物は、セイロを使用した各種蒸し料理。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/61/dfe40d3c6e99188674e1c1e7e4fbb743.jpg)
セイロは料理だけでなく、最初に提供されるおしぼりの保温にも使用されている。
店員さんがトングでつかみ出し、「日本一熱いおしぼりです」と告げてから渡す、
こちらのおしぼりは本当に熱い! 画像では伝わらないのが残念。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ef/57ba407449f3919a63f56fb74cb90628.jpg)
店員さんの忠告がないと、「顔を拭いてヤケドするオヤジ客」などの被害が出そうだ。
まずはお通し(400円)として、シラス、塩昆布、食べるラー油などが乗った冷奴が出てくる。
ラー油はお店自家製で、シラスは、こちらが「ストップ!」と声掛けするまで乗せてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/ce/3e929d81c1f271fef4349cb4b9780b8f.jpg)
上記画像は初訪問時のもので、最初なので遠慮し、すぐにストップしたのだが、
以降はだんだん図々しくなり、あるときは下記のような山盛りにしてもらったりして。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4f/af318903c309d9f9f4be2c9594d507a6.jpg)
ドリンクは定番のビール、サワー類、カクテルなどは、だいたい500円前後。
量が2倍入るけど、価格は2倍から100円引きとなる、「エコジョッキ」と呼ばれる商品もある。
私は、450円の「ウーロンハイ」「ジャスミンハイ」などを、倍サイズのエコジョッキ800円で頼むことが多い。
他にも、日替わりの日本酒や焼酎なども揃っており、日本酒の燗も例のセイロを使用する。
ここからは、お店自慢の蒸し料理など、フードメニューを紹介しいてく。
実は、お刺身類もお店のウリなのだが、私がナマモノは苦手なので注文したことはない。ゴメン。
最近の主なメニューはこちら。「○蒸」マークが付いているのが蒸し料理だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/6e/26ef388fdd6de82bb505b85081cc888d.jpg)
日によって変更はあるが、チャーシュー、温野菜、小ロンポーの3種は、毎回あるはず。
初訪問時はまず、「蒸豚チャーシュー」2枚580円を注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e6/6beab7c89d2253a74fda54b390064acd.jpg)
大好きなチャーシューに3種の薬味、そして、これまた大好きなサンチュが付くとはありがたい。
蒸されて柔らかくなったチャーシューは、意外と分厚く、2枚でもじゅうぶんなボリューム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/13/5fc4da36865fde443e90af21b5b47b59.jpg)
キムチやテンメンジャンと一緒に、チャーシューをサンチュで挟みかぶりつく。こんなのウマいに決まっている。
チャーシューを少しずつ食べて、サンチュが先になくなったので、ついお替わりしてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/bd/84650ec046ef0e80c6e41dc6441ebc49.jpg)
初対面なのに、メニューにはないお替わりをした私にも、店主は親身に対応してくれた。申しわけない!
続いて、同時に頼んでいた「蒸したて小ロンポー」3個が完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/24/7b5cd0de2d5d13cab0f49827b3678870.jpg)
現在は1個130円~で、最大100個まで(笑)頼めるそうだ。1個単位で注文を受けるのは親切だね。
レンゲに乗せて、針ショウガと一緒に一気にほおばる。とはいえ、少し冷ましてからね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/04/f9e87fb9116de8a27e280bb8e056a651.jpg)
過去に別のお店で、中からあふれるスープで舌をヤケドしているので、そんなヘマはしない。
この日のシメは、これも蒸し料理の一種である、「炎の焼きプリン」350円。ただし、商品名と価格はうろ覚え。
あらかじめ作って冷蔵庫で保冷していたプリンが、テーブル席に運ばれてきて、
店員さんが目の前でガスバーナーで焼いてくれる。本当に炎のプリンだ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/40/75a8b9153a75398084a7e7167a66ea70.jpg)
完成品がこちら。表面のカラメルが熱く香ばしく、下のプリン部分が甘く冷たい、良質なデザートであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b7/3e745551e4e3ebf57bb638840cf3ab79.jpg)
個性的で美味な料理の数々と、店主・スタッフの心地よい接客に魅了され、三太さんにはその後も通い続けている。
かなりの繁盛店で女性客も多く、土日は予約で埋まっていて入店できないことも何度かあった。
以降では、これまでに食べた料理の一部を一挙に紹介。
こちらは、期間限定メニューの「蒸焼売」1個200円、そして「エコジョッキウーロンハイ」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/c0/73bf737d576b704ccfa2f893f2ad28d7.jpg)
左が「荒挽肉のしうまい」、右が「ハリッサしうまい」。ハリッサというスパイスがあるらしい。
調味料は、左端の「三太」ステッカーが貼られた瓶に入った、お店特製の青唐辛子入りポン酢だ。
辛子も用意されるが、ちゃんと味が付いており、調味料ナシでもおいしかった。
ショーロンポー、シュウマイの点心仲間である、ワンタンも食べたことがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d3/89df6bb9a4177bbad64f9a4def170baa.jpg)
商品名は「皿ネギワンタン」で、価格は500円くらい。ネギとポン酢がかかっている。
シュウマイと同様、肉々しい中身の具材が、チュルンとした皮と好相性だった。
店主は中華の経験もあると聞いた記憶がある。あの大きなセイロも、中華料理店で見かけるものだし。
ぜひ、私の大好物である餃子も作ってほしいね。
大好物といえば、つくね+玉子の「特大蒸つくね 半熟卵のせ」680円も忘れてはいけない。
千切りキャベツに、蒸したハンバーグ状のつくねを添え、そこへ半熟卵とソースを乗せ、
さらに店員さんがマヨで模様を描く、なんともインスタ映えする商品である。インスタグラムやってないけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/2a/ba5c9397ba324200c82f54fdf33734aa.jpg)
※「mixi映え」という言葉はないのか?
途中で黄身ちゃんを崩せば、なんともエロウマそうな画像が撮れてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/79/349b8fb6817bde53c71296334fb84f99.jpg)
黄身は当然、余すことなく、つくねやキャベツにしっかりまとわせ、食べ切ったよ。
蒸し料理以外にも、日によって具材が変わる「ポテトサラダ」や、先述した刺身類、冬場には鍋料理など、
和洋中いろんな料理が揃っている。店主のレパートリーは幅広いようだ。
そして、毎週末にはカレーも提供している。こちらも具材が毎回異なるそうだ。
私は一度だけ、画像の「グリーンカレー」(正式名不明)を食べた。ライスなしで680円くらいだったかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/6a/5f4e18b90533388b89f33f97a3a9dfb1.jpg)
店主に「結構辛いですよ」と忠告されたが、スプーンでひと口味見をしたら、本当に辛い!
無論、ただ辛いだけでなく、あとから素材の旨味もやってくる。お陰で、酒が進んでしまったではないか(苦笑)。
カレーが好きな方は、土日に足を運んでみては。ただし、混雑必至なので予約が必要だが。
どの料理もおいしく、調子に乗ってエコジョッキサワーを飲んでしまうため、
なかなかシメにたどり着けない私だが、先日は珍しく、「蒸したてちまき」450円を注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/67/ae86186a1c0e53be619e9d0e1817e813.jpg)
お手頃サイズながら、噛み締めるたびに独特の香ばしい風味が口内に広がり、満足度はかなりのもの。
シメの食事メニューは、未食の「ぶっかけうどん」もある。うどん好きとしては一度は食べなくては。
つい最近立ち寄ったときは、ちょうど私の席の目の前に、バナナが置いてあったので、
誘われるように、「蒸しバナナのバニラ添え」400円をシメに頼んでしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/60/3e61020e36ad6aec26a5d5beab8dca3a.jpg)
加熱された蒸しバナナは予想以上に甘く、バニラアイス&キャラメルソースとも合う。
おっさんの私が「こりゃウマい!」とデザートを喜んで食べているのは、不気味な光景だったかもしれないが。
とにかく、どの料理にもお店独自の工夫が施され、他では食べられない逸品に仕上がっている。
しかも、毎回新たなメニューが登場したりするので、三太さんには何度通っても飽きない。
そういえば、店名の三太の由来は、「店主の誕生日が、12月25日だから」らしい。
では、クリスマスの日は毎年、誕生日祝いを兼ねたイベントを行うんですか? という私の質問に対し、
店主のニシさんは「イヤ、特別なことは何もしません」と否定し、続けて、
「ただし、常連客が代わる代わる、私に祝い酒を飲ませに来るので、毎年つぶれています(笑)」だって。
全員の酒を断らないため、毎年泥酔状態になるそうだ。大変ですね…とつぶやいた私に、
「大変ですよ」と明るく返したニシさんであったが、彼がその場を離れた瞬間、
部下のミッチー君が「本当に大変ですよ…」とつぶやいたのを、私は聞き逃さなかった(笑)。
店主が酔って戦線離脱し、満席状態のお店を仕切るスタッフは、確かに大変だろう。
もうすぐクリスマスがやって来るが、店主の無事とスタッフの奮闘を願ってやまない。
居酒屋 三太
東京都多摩市関戸2-23-18
京王線聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩約3分 JRなら西府駅から徒歩約34分
営業時間 17時~24時
定休日 火曜、年末年始
その説(?)よりも、信頼度が増すのは、【自分が通っているお店のマスターやオーナーから聞いたお店】だ。
そもそも、気に入っているお店を運営・経営している方がオススメする飲食店は、自分の好みと合う可能性が高いはず。
今回紹介する、聖蹟桜ヶ丘の『三太』さんも、某店のオーナーが「人生で一番通った」居酒屋だそうで、
私も訪問してみたところ、聞いたとおり、素晴らしいお店だったのである。
こちらのお店の名物は、セイロを使用した各種蒸し料理。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/61/dfe40d3c6e99188674e1c1e7e4fbb743.jpg)
セイロは料理だけでなく、最初に提供されるおしぼりの保温にも使用されている。
店員さんがトングでつかみ出し、「日本一熱いおしぼりです」と告げてから渡す、
こちらのおしぼりは本当に熱い! 画像では伝わらないのが残念。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ef/57ba407449f3919a63f56fb74cb90628.jpg)
店員さんの忠告がないと、「顔を拭いてヤケドするオヤジ客」などの被害が出そうだ。
まずはお通し(400円)として、シラス、塩昆布、食べるラー油などが乗った冷奴が出てくる。
ラー油はお店自家製で、シラスは、こちらが「ストップ!」と声掛けするまで乗せてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/ce/3e929d81c1f271fef4349cb4b9780b8f.jpg)
上記画像は初訪問時のもので、最初なので遠慮し、すぐにストップしたのだが、
以降はだんだん図々しくなり、あるときは下記のような山盛りにしてもらったりして。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4f/af318903c309d9f9f4be2c9594d507a6.jpg)
ドリンクは定番のビール、サワー類、カクテルなどは、だいたい500円前後。
量が2倍入るけど、価格は2倍から100円引きとなる、「エコジョッキ」と呼ばれる商品もある。
私は、450円の「ウーロンハイ」「ジャスミンハイ」などを、倍サイズのエコジョッキ800円で頼むことが多い。
他にも、日替わりの日本酒や焼酎なども揃っており、日本酒の燗も例のセイロを使用する。
ここからは、お店自慢の蒸し料理など、フードメニューを紹介しいてく。
実は、お刺身類もお店のウリなのだが、私がナマモノは苦手なので注文したことはない。ゴメン。
最近の主なメニューはこちら。「○蒸」マークが付いているのが蒸し料理だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/6e/26ef388fdd6de82bb505b85081cc888d.jpg)
日によって変更はあるが、チャーシュー、温野菜、小ロンポーの3種は、毎回あるはず。
初訪問時はまず、「蒸豚チャーシュー」2枚580円を注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e6/6beab7c89d2253a74fda54b390064acd.jpg)
大好きなチャーシューに3種の薬味、そして、これまた大好きなサンチュが付くとはありがたい。
蒸されて柔らかくなったチャーシューは、意外と分厚く、2枚でもじゅうぶんなボリューム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/13/5fc4da36865fde443e90af21b5b47b59.jpg)
キムチやテンメンジャンと一緒に、チャーシューをサンチュで挟みかぶりつく。こんなのウマいに決まっている。
チャーシューを少しずつ食べて、サンチュが先になくなったので、ついお替わりしてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/bd/84650ec046ef0e80c6e41dc6441ebc49.jpg)
初対面なのに、メニューにはないお替わりをした私にも、店主は親身に対応してくれた。申しわけない!
続いて、同時に頼んでいた「蒸したて小ロンポー」3個が完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/24/7b5cd0de2d5d13cab0f49827b3678870.jpg)
現在は1個130円~で、最大100個まで(笑)頼めるそうだ。1個単位で注文を受けるのは親切だね。
レンゲに乗せて、針ショウガと一緒に一気にほおばる。とはいえ、少し冷ましてからね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/04/f9e87fb9116de8a27e280bb8e056a651.jpg)
過去に別のお店で、中からあふれるスープで舌をヤケドしているので、そんなヘマはしない。
この日のシメは、これも蒸し料理の一種である、「炎の焼きプリン」350円。ただし、商品名と価格はうろ覚え。
あらかじめ作って冷蔵庫で保冷していたプリンが、テーブル席に運ばれてきて、
店員さんが目の前でガスバーナーで焼いてくれる。本当に炎のプリンだ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/40/75a8b9153a75398084a7e7167a66ea70.jpg)
完成品がこちら。表面のカラメルが熱く香ばしく、下のプリン部分が甘く冷たい、良質なデザートであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b7/3e745551e4e3ebf57bb638840cf3ab79.jpg)
個性的で美味な料理の数々と、店主・スタッフの心地よい接客に魅了され、三太さんにはその後も通い続けている。
かなりの繁盛店で女性客も多く、土日は予約で埋まっていて入店できないことも何度かあった。
以降では、これまでに食べた料理の一部を一挙に紹介。
こちらは、期間限定メニューの「蒸焼売」1個200円、そして「エコジョッキウーロンハイ」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/c0/73bf737d576b704ccfa2f893f2ad28d7.jpg)
左が「荒挽肉のしうまい」、右が「ハリッサしうまい」。ハリッサというスパイスがあるらしい。
調味料は、左端の「三太」ステッカーが貼られた瓶に入った、お店特製の青唐辛子入りポン酢だ。
辛子も用意されるが、ちゃんと味が付いており、調味料ナシでもおいしかった。
ショーロンポー、シュウマイの点心仲間である、ワンタンも食べたことがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d3/89df6bb9a4177bbad64f9a4def170baa.jpg)
商品名は「皿ネギワンタン」で、価格は500円くらい。ネギとポン酢がかかっている。
シュウマイと同様、肉々しい中身の具材が、チュルンとした皮と好相性だった。
店主は中華の経験もあると聞いた記憶がある。あの大きなセイロも、中華料理店で見かけるものだし。
ぜひ、私の大好物である餃子も作ってほしいね。
大好物といえば、つくね+玉子の「特大蒸つくね 半熟卵のせ」680円も忘れてはいけない。
千切りキャベツに、蒸したハンバーグ状のつくねを添え、そこへ半熟卵とソースを乗せ、
さらに店員さんがマヨで模様を描く、なんともインスタ映えする商品である。インスタグラムやってないけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/2a/ba5c9397ba324200c82f54fdf33734aa.jpg)
※「mixi映え」という言葉はないのか?
途中で黄身ちゃんを崩せば、なんともエロウマそうな画像が撮れてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/79/349b8fb6817bde53c71296334fb84f99.jpg)
黄身は当然、余すことなく、つくねやキャベツにしっかりまとわせ、食べ切ったよ。
蒸し料理以外にも、日によって具材が変わる「ポテトサラダ」や、先述した刺身類、冬場には鍋料理など、
和洋中いろんな料理が揃っている。店主のレパートリーは幅広いようだ。
そして、毎週末にはカレーも提供している。こちらも具材が毎回異なるそうだ。
私は一度だけ、画像の「グリーンカレー」(正式名不明)を食べた。ライスなしで680円くらいだったかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/6a/5f4e18b90533388b89f33f97a3a9dfb1.jpg)
店主に「結構辛いですよ」と忠告されたが、スプーンでひと口味見をしたら、本当に辛い!
無論、ただ辛いだけでなく、あとから素材の旨味もやってくる。お陰で、酒が進んでしまったではないか(苦笑)。
カレーが好きな方は、土日に足を運んでみては。ただし、混雑必至なので予約が必要だが。
どの料理もおいしく、調子に乗ってエコジョッキサワーを飲んでしまうため、
なかなかシメにたどり着けない私だが、先日は珍しく、「蒸したてちまき」450円を注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/67/ae86186a1c0e53be619e9d0e1817e813.jpg)
お手頃サイズながら、噛み締めるたびに独特の香ばしい風味が口内に広がり、満足度はかなりのもの。
シメの食事メニューは、未食の「ぶっかけうどん」もある。うどん好きとしては一度は食べなくては。
つい最近立ち寄ったときは、ちょうど私の席の目の前に、バナナが置いてあったので、
誘われるように、「蒸しバナナのバニラ添え」400円をシメに頼んでしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/60/3e61020e36ad6aec26a5d5beab8dca3a.jpg)
加熱された蒸しバナナは予想以上に甘く、バニラアイス&キャラメルソースとも合う。
おっさんの私が「こりゃウマい!」とデザートを喜んで食べているのは、不気味な光景だったかもしれないが。
とにかく、どの料理にもお店独自の工夫が施され、他では食べられない逸品に仕上がっている。
しかも、毎回新たなメニューが登場したりするので、三太さんには何度通っても飽きない。
そういえば、店名の三太の由来は、「店主の誕生日が、12月25日だから」らしい。
では、クリスマスの日は毎年、誕生日祝いを兼ねたイベントを行うんですか? という私の質問に対し、
店主のニシさんは「イヤ、特別なことは何もしません」と否定し、続けて、
「ただし、常連客が代わる代わる、私に祝い酒を飲ませに来るので、毎年つぶれています(笑)」だって。
全員の酒を断らないため、毎年泥酔状態になるそうだ。大変ですね…とつぶやいた私に、
「大変ですよ」と明るく返したニシさんであったが、彼がその場を離れた瞬間、
部下のミッチー君が「本当に大変ですよ…」とつぶやいたのを、私は聞き逃さなかった(笑)。
店主が酔って戦線離脱し、満席状態のお店を仕切るスタッフは、確かに大変だろう。
もうすぐクリスマスがやって来るが、店主の無事とスタッフの奮闘を願ってやまない。
居酒屋 三太
東京都多摩市関戸2-23-18
京王線聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩約3分 JRなら西府駅から徒歩約34分
営業時間 17時~24時
定休日 火曜、年末年始