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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

ああオリックス・バファローズ 君は行けるだろう

2021年11月26日 | プロ野球
もう1ヶ月ほど前のことであるが、
私がひいきにしているオリックス・バファローズが、25年ぶりにパシフィックリーグを制覇!
バファローズポンタと同様、私も歓喜の涙を流した。

※バファローズポンタのツイッターから拝借、以下同

本来なら、優勝が決定した直後に、ブログで喜びを表すべきだったのだろうが、
近年のプロ野球は「クライマックスシリーズ」という、敗者復活戦的な試合が残っているので、
そこで敗退したら、「でもペナントレースを制したのはオリックスだぜ」と綴る予定であったが、
CSも勝ち進んでしまい、まさかの25年ぶりとなる日本シリーズ進出が決定。


今度は、日本シリーズ全日程が終了した時点で、優勝を振り返ろうと思っていたのだが、
シリーズ第5戦、アダム・ジョーンズの代打ホームランが炸裂し、オリックスが勝利!

※上記画像、「プロ野球」カテゴリー前回日記からの流用

個人的に、もっとも好きな選手の一撃に興奮したあまり、急きょ【オリックス優勝の喜び】をブログに記すことにした。
ただし、試合開始前からずーーーっと飲みながら観戦していたため、さすがに酔いが回り、途中でうたた寝(笑)。
結果的に、ブログアップが第5戦終了の翌日になってしまった。

まずは時間を戻し、最後の首位攻防戦となった、10月12日からの2位ロッテとの3連戦を振り返る。
この日記の最後に、「1勝1敗1分以上でオリックス、負け越せばロッテにマジックが点灯」と記した。
初戦は0-2で迎えた8回裏、この日チャンスで凡退していた宗佑磨が、起死回生の同点2ランを放つ。
打った直後の宗は、喜びで興奮を爆発させ、その後はベンチで、感極まり涙を流していた。
気持ちはわかるが、優勝が決まったわけでもないし、この日の試合もまだ続いている。
「プロが簡単に泣くんじゃねえよ…」などとボヤく私の目は、当然涙であふれていた。私はいいの、アマだから。
ちなみに、9回裏の打席に立った杉本裕太郎も、なぜか涙ぐんでいたように見えた。もらい泣きにしては時間が経過している。
コイツまさか、自分がサヨナラホームランを打つ場面を想像し、勝手に感動しているのでは(笑)。
当然杉本は凡退し、試合はそのまま2-2で終了。2位ロッテにとっては、負けに等しい引き分けである。
試合終了後は、好投むなしく宗に同点ホームランをくらった、ロッテ先発の小島和哉投手も悔し涙を流していた。
彼の涙が、翌日以降のロッテナインの闘志に火を付けるのが想像できたため、ちょっと恐ろしくなった。

案の定、2戦目は我が日大三高OBの山﨑福也が打たれ2-8、3戦目も若手のホープ宮城大弥がKOされ1-6。
ロッテの選手の方が、ひとつひとつのプレイに気迫がこもっているように感じた、当然の連敗であった。
これで2位ロッテに、マジック9が点灯。残り試合はロッテ10試合、オリックスが7試合。

書き忘れていたが、この頃オリックスは、打線の主軸である吉田正尚が、死球を受け負傷欠場。
代わりに3番打者を務めた紅林弘太郎も、これまた死球で負傷。どちらもぶつけたのはソフトバンクだ(怒)。
ちなみに紅林はそれまで、主に9番打者として出場し、打率は.220程度。3番起用は大抜擢である。
その紅林も、対ロッテ3連戦は負傷欠場。代役はやはり、紅林の代わりに9番を打っていた山足達也だと。
ロッテ戦前の時点で、今年の打率は.333とはいえ、15打数5安打程度だろう(実際、そんな成績だった)。
ただし、紅林は数日後にはカムバック。彼の離脱と復帰、そしてロッテ戦の連敗でようやく、
オリックスの選手も一丸となり、チーム全体に集中力が出てきた気がする。
以降の試合では、ロッテもオリックスも、トーナメントのように「負けたら終わり」の戦いに突入。
普段はチンタラしている(?)プロ野球選手も、優勝がかかるとやはり、素晴らしいプレイを見せる。

首位攻防戦の翌日から、オリックスはBクラスが確定した日本ハムとの3連戦を、1勝1敗1分と勝ち越せず。
特に、エース山本由伸での引き分けが痛かった。「簡単には優勝させない」という、日本ハムの意地を感じさせた。
ただしその日本ハムは、翌週ロッテと対戦し2戦2敗…意地はどうした!?
オリックスはその後、地元京セラで楽天、西武を相手に2勝1敗。3日間の休養を挟み、シーズン最終戦の楽天戦に向かう。
一方のロッテは、ソフトバンク戦で岡大海がサヨナラホームランを放つなど、着実にマジックを減らしていく。
岡は今年、ホームランを6本打ったが、そのうち3本が9回二死からだって。
実は私が一番恐れたロッテの打者は、荻野貴司でもブランドン・レアードでもなく、岡だった。
首位攻防戦以降、オリックスは2敗1分(2.5)、ロッテは4勝(4)したため、マジックは9-6.5で2.5となった。

オリックスのシーズン最終戦は、満を持して山本が先発。楽天は田中将大が迎撃。
新旧エースの見応えある投げ合いは、7回2失点の田中に対し、9回無失点で完封した山本に軍配。4-0でオリックスが勝った。

※当日夜のツイッター

先述した、打率2割前半の紅林が、幸運なタイムリーを2本放ち、最終回には、プロ野球では珍しい2ランスクイズも成功。
オリックスが有終の美を飾った同日、ソフトバンクと対戦したロッテは、序盤から投手陣が炎上し7-15と完敗。
ロッテのマジックは2.5のままで、残り3試合を2勝1分以上で優勝。つまり、もう1敗もできなくなった。

惨敗から2日後の10月27日。ロッテは仙台で楽天と対戦。私は当然、楽天の勝利を願い、TVの前で全力応援だ。


ちなみに上記のバファローズポンタは、オリックスの勝利を願う投稿で、ロッテの負けを願っているのではない(笑)。
楽天にとって今シーズンの最終戦。エース則本昂大が先発するも、顔見せ登板だったのか4回1失点で早々と降板。
勝つ気のない(?)継投は不愉快だったが、楽天は5回に同点に追いつくと、
8回裏には代打小深田大翔のタイムリーで逆転。そのまま2-1で楽天が勝利し、ロッテ優勝の可能性が消滅。
つまり、オリックスの優勝が決定した!

同時刻、オリックスの地元京セラドームでは、監督や選手の胴上げが行われていた。

※どこのサイトからパクったのか忘れた。ゴメン

監督だけでなく、負傷した吉田やエース山本、オーナーやジョーンズまで胴上げ。
生中継ではなくあとで視聴したネット動画だし、彼らが勝利して決めたわけではないのだが、
それでも、オリックスファンになって初めて見る胴上げは、やっぱり嬉しい。
暗黒の西村徳文政権で最下位に低迷したチームが、その翌年に優勝するとは、誰が想像しただろうか。
優勝直後に祝い酒を飲み干したが、その前の小深田のタイムリーあたりから、すでに結構な量の金宮焼酎を飲んでいる。
だいぶ酔ってきたので、「ペヤング」で締めることに。うれしいときはペヤングに限る。


その後は、CSファイナルステージでロッテを返り討ちにし、日本シリーズの出場も決定。
日本シリーズは、同じくセ・リーグ覇者の東京ヤクルト・スワローズと対戦。
初戦こそ逆転サヨナラで勝ったが、その後は3連敗。昨年、一昨年の巨人と同様、危なく4連敗するところだった。

迎えた昨日の第5戦。3点リードを奪うも8回裏、今シリーズ不調の山田哲人に、同点3ランを浴びる。
消沈ムードで迎えた、9回表オリックスの攻撃は9番の投手から。ここで代打ジョーンズが登場。
この回無得点なら、サヨナラ負けするのが見えている。しかも、ここでジョーンズが出塁したとしても、
福田周平や宗は打てなそうだし、吉田は敬遠され、連日最終回の好機に凡退している、杉本勝負を選択されそう。
つまり、彼のホームランが飛び出さない限り、ほぼ得点を奪えない状況であった。
打った瞬間、スタンドインを確信し、ゆっくりと歩きだしたジョーンズの姿は、
味方ながら実に憎たらしく、そして格好よかった
昨年から、彼のことを「不良債権」だのと罵っていたバカどもは、大いに反省してほしい。
第6戦からは、再び指名打者制となる。吉田が守れるのならば、ジョーンズをスタメンに起用してくれないかね。

以上、かなり雑にオリックスの優勝を振り返ってみたが、
当初はペナントレースを制したのだから、ポストシーズンなんてどうでもいい、と思っていた私だが、
せっかく日本一になるチャンスを得たのだから、やっぱり頑張ってほしい…と心変わりしている。
どうせオリックスはこの先、日本シリーズに出る機会なんて滅多にないだろうし(苦笑)。
♪ああオリックス・バファローズ 光り輝く明日に向かえ
♪ああオリックス・バファローズ 君は行けるだろう

と、実は一度も歌ったことがない(←本当にファンなのか)球団応援歌の歌詞を記載したところで、今回はおしまい。
日本一を目指し、頑張れオリックス・バファローズ!


11月27日追記 結果は残念だったけど、一年間よく戦い抜いてくれた。
来年からは日本一を目標に、チーム一丸となって、頑張ってほしいね。
これからも応援し続けるよ。
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