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ベスト8を突破し、いざ東京ドームへ! -日大三高野球部2021-

2021年07月30日 | 高校野球
東京オリンピックの陰(?)で、ひそかに日程を消化している夏の高校野球…あ、この書き出しは前回と一緒だ。
八王子球場での試合観戦後に食べたランチを紹介した、前回ブログに引き続き、
今回はランチの前に観戦した、母校野球部の試合について書くことにする。
6月下旬に実施された春季都大会の決勝では、関東一にボロ負けした日大三だが、それでも夏の西東京大会は第一シード。
3回戦からのスタートで、対戦相手は明学東村山。ただし、試合予定日は突然の雨に見舞われ、2日後に延期。

※延期が決まり、入場券の払い戻しに並ぶ観客たち

明学東村山は昨秋、私が偶然見かけた練習試合で、実績校の安田学園を9回無失点に抑えたチームだ。
守りが堅そうと思われたが、夏の初戦は、部員が9人しかいないチームに2点奪われている。
例年より迫力不足とはいえ、三高打線は2点で済むほど甘くはないぜ、と圧勝を見届けるべく、
2日後再び八王子に足を運んだ、我々三高ファンが見たものは…相変わらず迫力不足の打線(苦笑)。


3回戦 対明学東村山 (準々決勝まで、球場はすべて八王子)
明000000000→0
三12001000X→4


三高のヒット数は7本。失礼ながら、そんなにスゴイ投手とは思えず、4得点にはガッカリ。
小倉監督の談話では、「コロナ感染者が出たあとだったので、免疫を下げぬよう、追い込めなかった」とのこと。
活動再開以降も、キツイ練習はできなかったのか。ならば打てなくてもやむなし…とはいえ、このままでは困る。
今年は、勝ち進むのと調子を上げていくのを、同時進行でやってもらうしかない。

2戦目の相手は都市大等々力。この日は控えの林(背番号14)と浅倉(同20)をスタメンで起用。
打線のテコ入れに、いろんな選手を試すのも悪くはないが、林が4番、浅倉も5番と、主軸起用はマズいのでは。
例年より得点力が低いのは、クリーンアップが固定されていないのも原因だろう。
期待された林と浅倉だが、特に目立った結果は出せず、途中で山岡らに交代。主将がベンチスタートというのも…。
それでもこの日は、3番の井坪がホームランを放ち、12安打・12得点で圧勝
ベンチ入り20人中、18人を出場させるなど、相手には悪いが、調整試合の様相であった。


4回戦 対都市大等々力
三26130→12
都00000→0   ※5回コールド


3戦目=ベスト16の相手は明星。打線が強力らしく苦戦が噂されたが、案の定、初回から2失点。
先発の岡村は1回持たずに降板させられ、エース宇山が緊急リリーフ。
終始ボール先行で、内容は確かに悪かった岡村だが、もう少し投げさせてもよかった気がした。
まあ今年は、「2~3点くらい、いつでも取り返してやるよ」という打線ではないから、仕方ないのかな。
いずれにしても、結局エースの代役は見つからず、今後は宇山がひとりで投げ切るしかなくなった。
その宇山もピリッとせず、7回二死走者なし、あとひとりアウトにすればコールド勝ち、という場面から失点。
クソ暑い中、9回まで試合をするハメになり、その最終回にも1点を失い、締まらないまま終了。
ヒットの数は、明星も三高も11本ずつ。ただし三高は、この日3番に起用された富塚がひとりで5本。
しかも、ホームラン、3塁打、2塁打に単打2本でサイクルヒット! たいしたモンだ。
そんな富塚を紹介したいのだが、撮影することをすっかり忘れており、こんな写真しかなくてスマン。

※丸で囲っているのが、レフトを守る富塚

個人的には富塚の大活躍より、投手陣の不安が印象に残る試合であった。


5回戦 対明星
明200000101→4
三32030100X→9


試合内容はさておき、これで日大三は、西東京大会21年連続ベスト8進出!
つまり、21世紀は常にベスト8に進出していることになる。おそらく、全国では三高だけじゃないかね。
そのベスト8の相手は、シード校の創価。甲子園に何度も出場している強豪である。

三高は当然、エース宇山が先発。三振こそ奪えないが、なんとか抑えている。
一方の創価も、2年生エースが好投し、両チームとも無得点のまま7回へ。
「高校野球ドットコム」では“白熱の投手戦!”なんて報じていたけど、実際は退屈な貧打戦である。
均衡を破ったのは日大三。7回裏、一死二塁のチャンスで、7番鎌田がセンターオーバーの二塁打を放ち先制。
好守備でチームの危機を何度も救った、私のお気に入りの選手である鎌田だが、打撃は正直イマイチ。
普段は全然打たないが(失礼)、春大会準決勝の逆転タイムリーなど、「ここぞ!」という場面では頼りになる選手である。
8回にも、前の試合で大当たりだった富塚のタイムリーと、鎌田の押し出し死球で追加点。
宇山が9回まで投げ切り、創価打線を完封。鎌田・宇山サマサマである。


準々決勝 対創価
創000000000→0
三00000012X→3



※試合後の挨拶


※前回のブログでも紹介した、校歌演奏

八王子ブロックを突破し、準決勝からはいよいよ、夏の都大会では初使用となる、東京ドームでの試合となる。
準決勝以降の入場券はすべて前売りで、収容人数が少ないためか、すでに売り切れ。
こんなことなら、準々決勝の最終回あたりで、創価側の観客席をうろつき、大声で、
「準決勝のキップある方、お譲りくださ~い! みなさんはもう必要ないでしょ~?」
などと持ち掛けて、買い取ればよかった。そのあと、囲まれて痛い目に遭いそうだが

仕方なく、『チケットぴあ』のネットサイトでリセール、要するにキャンセル待ちを期待し、
以前紹介した「スタン・ハンセンのディナーショー」のときのように、一昨日からサイトに張り付いている。
大勢の人間が待機しているようで、「チケット発売中」と表示されても、すぐに誰かに横取りされる。
利用したことがないけど、昔のテレクラも、こんな状況だったのかな?
ようやく、購入までこぎつけたと思ったら、リセールの券はクレジット決済のみ、と判明。
私は、クレジットカードなんて使用しないし、そもそも持っていない…と一瞬嘆いたが、
だいぶ前に、ガラケーを買ったときに、ドコモに無理矢理作らされた「dカード」の存在を思い出し、
昨夜ようやく、決勝戦のキップを1枚入手できた。


本当は、即購入するつもりはなく、母校が準決勝を突破してから、お金を払って入手するつもりだったのだか、
クレジット決済って、申し込んだ瞬間に契約が成立し、強制的に買わされるのね。
いいトシこいて、「クレジット決済」の意味すらわかっていなかった自分を恥じると同時に、
学ぶ機会を与えてくれた高校野球と、母校日大三に感謝したい。我ながらナニ言ってんだか。

明日の準決勝のキップはあきらめ、テレビ観戦する予定。とりあえず、地元のドンキで酒類は購入済み(笑)。
日大三の相手は国学院久我山。早実や明大中野八王子などを、バント攻撃で撃破している、油断ならない相手だ。
とりあえず、決勝のチケットが無駄にならないように、明日は絶対に勝ってくれ!
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