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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

八王子球場観戦後のランチ

2021年07月29日 | 飲食店まとめ
東京オリンピックの陰(?)で、ひそかに日程を消化している夏の高校野球
すでに代表校が決まっている県もあり、私が注目する西東京大会は、昨日の7月28日に準々決勝を実施。
第一シードの母校日大三は、順当に勝利を収め、ベスト4進出を決めた。

※試合後の校歌演奏。校歌斉唱は時勢により禁止

試合の詳細などは後日改めるとして、今回は母校が試合をした、八王子市民球場の帰りに食べたランチを紹介する。
最近は、ネーミングライツで「スリーボンドスタジアム八王子」なんて呼ばれているようだが、
私は以前からの呼称である「八王子球場」で、今後も表記を統一する。
知らない方のために説明しておくが、球場は八王子市の冨士森公園内にあり、アクセスはよろしくない。
一番の最寄りは京王線の山田駅だが、この路線を走る電車自体が、東京にしては少ない(昼間は1時間に3本)。
JRでは西八王子駅が近いが、それでも徒歩15分ほどかかるし、八王子駅からはバスもあるが本数は少ない。
なので私は、毎回八王子駅から片道20分以上の距離を往復している。春や秋はともかく、真夏の炎天下はきつい。
今回のランチも、八王子駅付近の店舗、つまり球場からは全然近くない場所ばかりで、
八王子球場近辺のお店を探している方には、あまり参考にならないと思う。スマン。

今大会の日大三は、八王子球場で4試合を戦った。ただし初戦は、試合開始直前の降雨により中止となったため、
選手も我々ファンも、計5回球場に足を運んだ。つまり、今回紹介するランチも5食分である。
初戦中止後に訪れたのは、京王八王子駅の近くで最近オープンした『長浜らーめん』


こちらは八王子に本店があり、相模原などにも支店がある、豚骨ラーメン屋さんである。
似たような店名が多いため、看板の文字から「NAGAHAMA」と、ローマ字表記して区別することも。
本店は、以前はもっと球場から近い万町=現在、有名ラーメン店『もつけ』がある辺りに店舗があり、
今から20年以上前は、深夜に行列ができるほどの人気を誇り、私も熱心に通った。
その後、徒歩では行けない場所に移転したため、野球観戦の帰りに行けなくなってしまった。
今回訪れたお店は、どうもNAGAHAMA本店とは無関係らしいが、似たようなラーメンが食べられるとのこと。
期待しつつ、券売機で「長浜らーめん 塩」650円と「味玉」100円の食券を購入。
数分後、出てきたのがこちら。キクラゲが千切りでないのが特徴。


博多長浜ラーメン風の細麺と、豚骨に魚介風味が合わさる、博多長浜とは異なるスープは相変わらず。
コクがちょっと足りない気もしたが、それでも好きな味なので、「替玉」を注文。


ラーメンは少し値上げしたけど、替玉は今も昔も100円。チャーシューの端っこ部分のサービスも嬉しい。
昔は、必ず2回は替玉したけど、この日は苦しくなったため1回で退店。トシとったなあ。

【八王子ラーメン】といえば、世間的には「刻み玉ねぎが乗った醤油ラーメン」だろうし、
現在の八王子には、さっき名前出した『もつけ』や『大安』など、いろいろ名店もあるけれど、
私にとって八王子ラーメンとは、『桜島』(閉店)、『壱発』、『NAGAHAMA』の3店なんだよね。
「そのとおり!」と同意してくれる方も、世の中にきっといる…はず。
NAGAHAMAについては、そのうち拙ブログで語る予定だ。※紹介ブログは→こちら

母校野球部が改めて初戦を終えたあとのランチは、これまた京王八王子駅に近い『武州しこめん』
武州=武蔵野うどんのお店だが、お酒やそば、創作メニューも豊富なようだ。※酒類提供は現在休止
高温の中を歩いてきたので、店内にあったウチワを拝借。


注文したのは、お店オリジナルの「狐の嫁入りうどん」850円。


武蔵野風と聞いていたが、太く硬いうどんではなく平打ちの麺で、私の好きなタイプであった。


なお、商品名の由来は、丼の中央にあったお揚げの中に玉子を入れたモノ。私の好物でもある。


居酒屋のメニューでたまに見かける「玉子入りきんちゃく」だが、
お揚げ=キツネ、玉子=お嫁さんで「狐の嫁入り」とは、なかなか小粋なネーミングではないか。

次戦以降は、母校の勝利を願い「カツ」を食べ続けた。
まずは、八王子駅北口からすぐの『ほし野』へ。店の前は何度も通ったことがあったが、入店は初めて。
「とんかつ定食」は600円と、専門店にしては破格。しかも、つい最近まで500円だった模様。


おまけに、ご飯大盛無料なのもありがたい。喜び勇んで、「とんかつ定食・ご飯大盛」を注文。
少し待ったのち、到着。ランチタイムは揚げ置きらしいが、私のは運よく揚げ立てであった。


ご飯は確かに大盛だが、お茶碗が小さいので、300グラムくらいかな。


とんかつは、そんなに分厚くないけど、600円にしては上等だ。


コロナ禍ゆえ、店内の座席にはすべて、天井から「食事は無口で!」と書かれた札がぶら下がっている。


この日は私も含め、ひとり客ばかりだったので、全員静かに食べていた。むしろ静かすぎて不気味だったよ。
なお、とあるネットサイトで「ソースの容器が汚くて使う気にならず、醤油で食べた」と記していたが、
「ソースだけでなく、醤油の容器も汚かった」と追記しておく(苦笑)。私には許容範囲だけどね。

その次に訪問したのは、八王子駅北口の甲州街道を超えた先の住宅街にある、『グリル エスエム』


こちらは、おじちゃん兄弟が営む老舗洋食店で、30年ほど前からお世話になっている。
店名の由来は、店主のイニシャル(村木愉=ムラキ・サトル?)だと思われ、決していかがわしい店ではない。
久々に訪問したら、入口ドアに「従業員2名、ワクチン2回摂取済み」の貼紙があった。


この日はカレーの気分だったので「カツ カレーライス」1100円の大盛+100円をオーダー。
注文が入ってから、お兄さんが豚肉を叩き、粉を付け衣をつけ、弟さんが味噌汁の具材である豆腐を賽の目切りに…と、
ランチタイムでも、なるべく作り置きしないのがこちらのポリシーだ。
平皿によそられたご飯に、ポークカツ(お店の表記)が盛りつけられ、魔法のランプみたいな銀の容器にカレーが注がれ、
福神漬けなどのセットが配置され、「カツ カレーライス大盛」が完成!


これぞ日本の洋食、言い換えれば「昭和のごちそう」と崇めたくなる見栄えだ。
ポークカツは、ほどよい厚さと脂の乗り具合。半分はカレー、もう半分は卓上のソースをかけて食べた。


懐かしさと美味しさに感動しながら、カツやカレーライスと格闘している最中、
店主が話しかけてくれたので、ご兄弟と少し会話ができた。ふたりともお元気そうで何より。
実はこの日は、カツだけでなく「クリームコロッケ」も注文していた。なんか、以前よりウマくなった気がする。


昭和の有形文化財的名店であるグリルエスエムさんも、いつか拙ブログで改めてリポートしたい。
※しました。→こちらをクリック

最後の5食目は、昨日の準々決勝の試合後。京王線の狭間駅近くにある『そば処 長岡屋』
八王子球場からは徒歩だと推定50分はかかりそうなので、さすがの私も山田駅から京王線を利用。
こちらは普通のおソバ屋さんではなく、デカ盛り料理を提供するお店として、一部マニアから支持を集めている。
人気商品は「カツ丼」で、(並)はロースで900円、(上)はヒレで1300円。ロース好きの私は並を選択。
また、+100円で大盛にできるが、ただでさえ多い通常サイズの倍くらいになるらしいので、自重しておいた。
しばらくして、ホール担当のお姉さんが、冷たい麦茶が入ったポットと、カツ丼並一式を持ってきた。


玉子の半熟具合が素晴らしいカツ丼に、味噌汁、お新香、さらに野菜サラダも付いてくる。
こちらは横からのアングル。味噌汁のお椀は一般的なサイズなので、丼のバカでかさが際立つ。


これで(並)とは、甲子園球場近くの『大力食堂』の「カツ丼(小)」と同様、メニューに偽りアリである。
まあ、大食漢にとっては、どちらも喜ばしい「偽り」なのだが。
カツの幅はご覧のとおり。そこそこ分厚く切られたカツが計6切れ。ややツユだくの仕上がりであった。


しょっぱめの味付けで食が進み、カツ丼もサラダも味噌汁も一気にたいらげた。


繰り返しになるが、味噌汁椀と比べると、やっぱり丼がデカすぎる。次回は大盛に挑戦…は無謀か。
お会計を済ませると、お姉さんがわざわざ出口までお見送りしてくださった。いいお店ではないか。
窓ガラスには、下記のような「ミニ丼と麺類」というお得なセットメニューの貼紙もあるが、


長岡屋さんゆえ(笑)もちろんミニではなく、一般的なお店の通常サイズはあるはずなので注意。

最後に通常の2倍サイズのカツ丼を食べた。カツ×2ということで、我が母校野球部も、
残り2試合もカツ・カツで、ぜひ西東京大会を制してもらいたいものである。
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