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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

高校野球・西東京大会初のドーム決勝…をやむなく観戦

2021年08月02日 | 高校野球
東京五輪の影響で神宮球場が使えず、今年の高校野球東西東京大会は、準決勝以降は東京ドームで実施。
観客は上限5千名で、入場券は全席「チケットぴあ」のサイトで前売り。
普段、ネットで買い物をしない(というかできない)私は、準決勝のチケットを手に入れられず。
どうにか、キャンセルで再発された券を買う「リセール」で、決勝戦のチケットだけは購入できたのが準決勝前日。
決勝のチケットが無駄にならないように、明日は絶対に勝ってくれ!
上記青部分は前回日記の結び、母校の日大三高野球部に向けた激励であったが、
準決勝で日大三は無念の敗戦。TV観戦しながら悶絶したのは書くまでもない。

ゲン担ぎに八王子では「カツ」を喰いまくったし、試合前日も「大勝」を願い、
立川の『大勝軒』で、写真の「特製もりそば」950円を食べたのになあ…。


「特製」は普通の「もりそば」に+170円で、パサついたチャーシュー1枚と白髪ねぎが追加され、ゆで玉子が味玉になる。

※つけダレから救い出してみた

正直、お得感の乏しい特製で、これが母校敗戦に影響した…というのは、私の勝手な妄言だ。
試合中は、酒をがぶ飲みしながら、喜怒哀楽・毀誉褒貶を繰り返したため、終了直後は泥酔状態でバタンキュー。
だが数分後には、悔しさと大量の寝汗で、すぐに目覚めてしまう始末。
そうだ、リセールで買った決勝のチケットを、私も他人に販売しなくては、と調べてみたら、
すでに発券したチケットは、リセール不可と判明。ああ、無知ゆえの失策…。


あわてて、「メルカリ」に登録してみたものの、発送や手続きがメンドくさくなってやめた。
チケットは当日、東京ドーム周辺で売りつけるか、ダメなら自分が入場しようと決め、その日はさらに飲酒を重ねた。
毎年のことながら、母校野球部と競輪グランプリ敗戦後の酒は苦い!

迎えた8月2日。私にしては早起きし、サラリーマンたちと一緒に通勤電車に乗り、都内に向かう。
普段の東京ドームでのライブや試合ならば、JR水道橋駅を降りた直後に、
「チケットゆずってください」などと書かれた紙を持っているファンが数名立っているのだが、
この時勢で、しかも観客上限5千名の高校野球では、そんなファンを見つけられぬまま、入口まで来てしまった。


少しは来ていると思われたダフ屋すらも、おおっぴらには活動しておらず。
一応、それらしき風貌の方を見かけたが、「ダフ屋さんですか?」と聞いて、違っていたら失礼だしね(笑)。
巨人戦などを販売するチケット売り場では、係員さんと何やら話し込んでいるおっさんがいた。
あとで聞いてみたところ、「当日券は売らないのか」と質問されたそうだ。
「私は逆に、そういう当日券を買ってくれる方を探している」と告げたところ、
「申しわけありませんが、東京ドームのエリア内では、お客さん同士の券の売買は禁じておりまして…」
要するに「券のない人と会わせるような、協力はできない」ということだ。残念。
その後も数分間待機してみたけど、どうも券を欲しがってそうな人は見受けられず、
転売をあきらめ、私も行列に並び入場することにした。そもそもチケットに「転売禁止」と記されていたしね。
こうして私は、記念すべき東京ドーム初の高校野球都大会決勝を、やむなく観戦したのである。「やむなく」は失礼か。

私が買ったのはS席で、前から13列目。三高が入る予定だった、一塁側の席を選んだはずだが、
なぜかバックネットの真裏で、前から13列目。ドームには何度か野球観戦に来たが、過去最高の席だ。

※写真がヘタだが、ホームベースが間近にあった

一番高いSS席(4000円)は、もうちょっと上の方にあるらしく、角度的にはそっちの方が観やすいようだ。
横並びに8人座れ、席自体の幅は広くなかったが、実際に座っていたのが私を含め3人。
他の列も、せいぜい4人くらいしか着席していなかった。わざと、間引いて販売したのだろう。
密ではないし、ドーム内は日差しもなく、空調も効いていて涼しかったので、快適に観戦できたよ。
とはいえ、私は今後も都大会の大一番は、暑くて狭くて不快でも、神宮球場で観たいね

予定より少し遅れたが、決勝戦のプレイボールが告げられる。


たまたまかもしれないが、この日、私の周囲に座った方々は、試合中はほとんど声を発さず。
せいぜい、隣の仲間と小声で会話する程度で、「大声は控えて」という観戦マナーを守っていた。
私も拍手を送るだけで声は発していなかったが、これがもし三高の試合だったら、
「よっしゃあ!」「ナニやってんだ山岡!」(←個人攻撃はよせ)などとマスク越しに大声を出し、ひんしゅくを買っていたはず。

ああ、そういえばここまで、試合をする高校を記載していなかった。
一塁側が国学院久我山で、三塁側が東海大菅生
菅生に春夏連続で甲子園に行かせるのはシャクなので、三高を破った久我山を応援していた。

先行は久我山。初回に菅生のエラーと安打を絡め、2点を先制。しかし、その裏、菅生もすぐに1点を返す。
3回裏、左中間への打球をレフトとセンターが相互接触。幸運なランニング本塁打となり、菅生が追い付いた。
この一打で流れが菅生に傾き、その後も3ラン本塁打などで加点。
ライトスタンドの久我山応援団も、例の曲(♪「一本だーせよ」、ってやつ)を繰り返し演奏し鼓舞する。


余計なお世話だが、久我山の応援歌は、智辯和歌山の魔曲「ジョックロック」のように、
ここぞ! の場面でのみ使用した方がいいと思う。※智辯和歌山高校、甲子園出場おめでとうございます
そういえば、レフトスタンドの菅生側もそうだけど、学生たちは入場料いくらだったのかな。もしかしてタダ?
ちなみに、2階席と3階席は、客を入れず空席だった。


5回終了時点で久我山3-7菅生。守備のいい久我山に対し、菅生は積極的に次の塁を奪いに行く。
レフト前ヒットで一塁ランナーが三塁到達とか、センター前ヒットを二塁打にするとか。
さっき書いたランニング本塁打も、三高の打者だったら、三塁ストップだったかも。
菅生は7回からふたり目の投手、最終回には3人目を投入する、プロのような継投。
投手の疲労対策として、先発-中継ぎ-抑えといった役割分担を、高校野球界にも持ち込むべきなのかもしれんが、
そんなのは選手層の薄い公立校には無理だし、個人的にはあまり好きになれない。
8回表が終了し、久我山の敗色が濃厚になったところで、席を立った。


結局、8回裏にも得点を追加した菅生が、8-3で快勝。西東京代表として甲子園に向かうこととなった。
仮にもし、三高が勝ち上がっていたら…三高1-10菅生くらいだったかな? 
東海大学菅生高校、優勝おめでとうございます

彼らが歓喜の輪を形成している頃、私は水道橋駅近くの人気立ち食いソバ店『とんがらし』にて、
写真の「選べる3種の天盛り」うどん680円を食べていた。


選べる3種は、紅生姜と玉ねぎのかき揚げ=「べにたま」と、「えび4匹」と「えび4匹」をチョイス。
海老天を2回選んで8匹にしたのが、我ながら大胆というか下品というか…(恥)。
揚げたて・茹でたてのウマいうどんで、接客もヨシ。このお店も、また改めて紹介したい。
※追記 とんがらしは残念ながら、2022年3月に閉店しました

帰宅後は、西東京決勝の数時間後に、やはりドームで行われた東東京の決勝戦・二松学舎vs関東一をTV観戦。
エース秋山の投打にわたる活躍で、二松が5-1で勝利。関一のエースから5点も取るとはスゴイ。
二松学舎大学附属高校、優勝おめでとうございます
ウチが2回勝ってる二松には、ぜひ甲子園でも頑張っていただきたい…と負け惜しみを記しておく。

最後に。今回のドームでの試合は既述したように、夏場にもかかわらず観戦自体は快適であった。
ただ、高校生の額は知らんが、一般入場客の3000円、3500円、4000円という額は暴利であろう。
しかも、チケットぴあの手数料とかで、330円余計に取られたし。
また、密を防ぐためなのか、当日券を販売せず、前売りオンリーにしたため、
私のようなマジメな(笑)高校野球ファンが準決勝を観戦できず、その一方で、転売屋を儲けさせてしまった。
メルカリでは、明らかに定価以上の額で取り引きされていたけど、どうせ高野連は「我関せず」だろ。
そもそも、今日の試合だって、球場内で観たかったのに入れなかった、久我山ファンもいたはず。
転売もできない、間抜けなアナログおやじ(私だ)にチケットを買われたばっかりに…本当に申しわけない。
来年からは前売りはやめて、以前のように当日券を売ってもらいたい
ダメならせめて、中央競馬のように、当日のキャンセル申し込み場&キャンセル待ち希望者の売場を作ってほしい。
いずれにせよ、どの業界でもこれ以上、転売屋をのさばらせちゃダメだ!
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