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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

ペヤングマニアでもしんどい「超超超大盛ガーリックパワー」

2020年07月30日 | ペヤング
先日、行きつけのお店で、日が沈む前の酒を楽しんでいたときのこと。
私の隣の隣の席に座っていた女性客が「チョコが食べたい」と言い出した。
ちなみに、ひとつ間隔を空けて座った理由は、ソーシャルディスタンスではなく「私を避けている」のである(泣)。
私が「チョコはこちらの店は置いてないですねえ」と返答したところ、「じゃあ買ってこい」との指令が。
「えっ、私がですか…?」と聞き返すと、「オメエとしゃべってるんだから当然だろ!」と凄む。
本当は行きたくないけど、以前泥酔した私が、この女性のお手々を握った前科があるようなので逆らえず。
記憶はないんだけどなあ…と心の中で反論しながら、お店近くのファミリマートに入店すると、
ファミマ先行発売の「ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX ガーリックパワー」を発見。
 (C)まるか食品

数種のチョコと一緒に購入し、お店に戻ったところ、「そのバカでかい箱はなんだ!?」と追及され、
なぜだか「ペヤングの新商品か。今ここで、みんなで分けて食べよう」という流れになってしまった。
「こ、これは私が帰宅してから食べるモノで…」と反論したところ、「じゃあもう1個買ってくりゃいいだろう!」と、
再びパシリ指令が下ったため、半ベソをかきながら再度ファミマへ向かう。
「お会計、429円です」。さっきはチョコと一緒なので気付かなかったが、この新商品、意外と高え!
そんなワケで、お店のマスターの許可をいただき、私が買ったペヤングのひとつを調理することに。


開封し、麺に具材を注いでいるのが、例の女性客だ。撮影していたら「顔を写したら殺す」と脅された(苦笑)。
こちらが具材。いつものキャベツと平べったい肉、そして大量の揚げニンニクが!


マスターが熱湯を注ぎ、3分後にお湯を捨てたところ、店内にニンニクの匂いが充満!
さらに、ニンニクの効いたソースを加えるため、匂いはさらに増幅。配布係となった女性が、不機嫌そうに混ぜる。


少しずつ小皿に取り分け、周囲のお客さんにも配布している。購入者の私の分は…?
最後にようやく、「オメエにもくれてやるよ」と小皿が回ってきた。感激のあまり写真がブレる(笑)。


「あ、ありがとうございます」と一礼し、ひと口食べてみたところ、やっぱりニンニクがきつい!


ニンニク臭もさることながら、とにかくしょっぱい。ペヤングマニアの私でも拒みたくなるテイストだ。
一緒に食べた方たちも「おいしくない」「ノドが渇く」「イマイチ」などと否定的な意見が多く、
唯一「オイシイ」とホメてくれたのは、当日たまたま来店していた、フィラデルフィア出身のデニスさん(初対面)のみ。
「ペヤング(中略)ガーリックパワー」、アメリカ北東部で販売したら流行るかも!?
食後は口直しのため、マスターに「もう1杯ください」とお酒をオーダーしたが、何を頼んだのかは覚えていない。
そう、私はこの時点で、だいぶ酔っていたのである。ただし、セクハラはしていない…はずだ。
ちなみに文中の女性も、実際はあんな言葉遣いはしないし、私とも仲良し……と書いたら怒られそうなのが悲しい(涙)。

さて、ふたつ買ってしまったガーリックパワー、もうひとつは私が単独で片付けなくてはならぬ。
数日後、改めて自宅でチャレンジすることに。こちらが開封前の具材。


麺の量は300グラム。通常サイズ90グラムの3倍以上ゆえ、総カロリー1872もやむを得ないか。
具材には当然「フライドガーリック」と記載されているが、お湯を捨てたあとに入れる調味料には、
「香辛料」「食用風味油」「ポークエキス」などよくわからないモノばかりで「にんにく」の文字はなかった。
そもそも、調味料はいつものソースベースではなく塩ダレ(?)がベースで、さきほどの小皿画像などでご覧のとおり、
混ぜたあとでも、麺は茶色に染まらず白色のままだが、元はネズミ色である。


ソバはいつもの油揚げ麺なので、この毒々しい色の謎タレが、匂いとしょっぱさ、つまりは悪評の原因である。
実はペヤング、2018年の2月には、「塩ガーリックやきそば」という商品を既発している。


こちらのソースは、原材料に「ガーリックペースト」の記載があり、色は茶褐色であった。


混ぜたらこのような色になり、ニンニク臭も相当あったのだが、しょっぱさより辛さが印象的。


普通サイズだったため、途中で飽きることなく(飽きる前に?)食べ終えたが、今回のガーリックパワーは手強そうだよ。
最初は普通に食べ始め、飽きてきたら攻略用トッピングを加えることにした。
まずは、塩ダレと好相性な「黒コショウ」。しかし、強烈ニンニクは抑えられず。


続いてはソース味ならば最適な「マヨネーズ」。少なく見えるけど、元のパッケージがデカいのを忘れないでほしい。


しょっぱさは和らぐが、ニンニクとは交わることなく、ぶつかり合っている気がした。
ならば最後の手段「ソース」だ! 以前チラッと紹介したペヤングソースは切らしたので、


ソース界ではメジャー商品のブルドック「中濃ソース」を使用。


先に入っていたマヨネーズと合わさり、ようやくニンニクを鎮圧。だがこれでは「ガーリックパワー味」とはいえない。
黒コショウと一緒にレモン汁を足せばよかったかな…などと考えながら、いつの間にか完食。
味変調味料を駆使していたら、苦もなく食べ終えてしまった。まあ、ペヤングマニアとしては当然のことだけどね。
ただ、私も「いいオトナ」なので、今後はペヤングの「超超超大盛 GIGAMAX」シリーズは避けようと思う。
と、決心したはずなのに、今度はローソン先行販売の下記商品を発見してしまい、うっかり購入。


「ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX 関西風天かす」。これは次回のペヤングシリーズで紹介しよう。

そういえば、前回のペヤング記事「あのペコちゃんがペヤングとコラボ!」の最後の方で触れた、
「もち麦MAXやきそば」をまだ紹介していなかった。


『株式会社はくばく』という、穀物メーカーのもち麦を使用しているらしい。
食物繊維豊富な健康食品「もち麦」を、カロリー豊富な不健康食品(失礼)ペヤングに加えるとは大胆な試み。
中身はこのとおり。いつものソース、具材、ふりかけに、大量のもち麦が!


パッケージからあふれそうなもち麦が、お湯を入れてソースをかけるとどうなるのか?


答え:こうなった。


味は普通のペヤングと思いきや、麺をズルズルすすっていくと、もち麦がジャマをする。
おっと、私の身体を助けてくれる、健康食品のもち麦ちゃんを、ジャマ扱いしてはいけない。
関西には「そばめし」という料理があるし、麺+ソース+麦という組み合わせは決してダメではない。
ただし、「超超超大盛 もち麦GIGAMAX」といった商品は、うっかり買いそうなので発売しないでいただきたい(笑)。
最後に、このもち麦MAXには、珍しい平打ち麺が1本入っていた。


おそらく、なにかの間違いでくっついちゃった麺なのだろうが(苦笑)、
製造元のまるか食品さんは、群馬に本社を構えているのだから、同じく群馬・桐生市の郷土食である、
「ひもかわうどん」(国立にあるうどん店はこちら)風ペヤングを作ってもらえないかね。それなら私は絶対買うよ。
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