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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

今ごろになって、高校野球・春季関東大会

2017年07月06日 | 高校野球
すでに沖縄や北海道などでは地区予選が始まっている、全国高校野球選手権大会。
7月8日には、東京でも東西合同開会式が行われるのだが、
今回の日記は、約2ヶ月前の春季関東大会について。書くの忘れちゃっててね。

今年は茨城開催の関東大会、我が母校は二回戦からの登場で、初戦の専大松戸戦は、10-9の辛勝。
私は二日酔いのため生観戦できなかったのだが、現地で観ていた方に聞いたところ、
エース櫻井が登板したもののボカスカ打たれ、さらに、記録に残らないミスも多発したらしい。
よっしゃ、次の準々決勝は、選手たちを現地で激励しよう(=ヤジろう)と思い、翌日は早起きして水戸へ向かう。
鈍行列車とバスを利用し、約3時間半かけて、試合が行われる水戸市民球場に到着。


入口には、本日の対戦カードと試合の経過、


そして、同時開催の他球場(ひたちなか球場)の結果も掲示してあった。


早実が負けたようなので、到着した早々スカッといい気分
私が入場したのとほぼ同時に、三高の選手たちが試合前の守備練習を始めた。
ひいきにしている、ファースト金成は…あれっ、いないな。


遠目でもわかる、他の選手より明らかにデカい男が、見当たらないではないか。イヤな予感がする…。
この場合のイヤな予感とは、ケガなどによる欠場ではなく、どこかで投球練習をやらされているのでは? という心配だ。
やがて、本日のスタメン発表。「…4番、ピッチャー金成君」
ほ~ら、イヤな予感が的中!


幸か不幸か、彼の公式戦初先発を、見届けるハメになってしまった。
春都大会の早実戦でもリリーフで投げたが、球はそこそこ速いものの、とにかくコントロールが不安定。
四球ならまだしも、デッドボールでケガでもさせたら、三高の評判が悪くなるし、そもそも相手に申し訳ない。
それでも「金成っ、がんばれよ!」と声援を送ったところで、対霞ヶ浦戦、いよいよプレイボール。
先頭打者にいきなり四球。バントで二塁に送られ初回からピンチを迎えたが、後続を二者連続三振。
身長193cm、体重101kgの巨体から投じられる球は、なかなかの威力とスピード。


私の隣席で観戦していた地元のジイサンは、「はあ~、すげえ球投げっぺなあ~」と感嘆し、
「やっぱ都会モンは、いいモン喰ってっから、立派なカラダしてっなあ」と私に話しかけてきたが、
「イヤ、アイツのデカさは特別です」と返答しておいた。

その後も、毎回のように四死球を出したが、いくつか三振も奪っており、内容自体は悪くなかった。
某スコアラーのスピードガンでは150kmを記録したとの噂も。左腕で150を出す高校生は、全国でも彼だけだろう。
この日は4回1/3を投げ、四死球5、奪三振5、被安打3。ただし、スリーランホームランを打たれたので、失点も3だった。
満塁での押し出しやワイルドピッチなどの不安要素もあるが、あの速球はリリーフとして通用するはず。
エース櫻井の孤軍奮闘と思われていた、三高投手陣の秘密兵器になるかも?

なお試合の方は、金成のあとを継いだ八木がしぶとく投げ、打線も津原のホームランなどで8-6と辛勝。


この日は櫻井を温存したが、守りでの見苦しいミスはなかったし、よくやったのではないかな。
やっぱり私が現地で目を光らせているから、選手も気合が入ったのだろう(←向こうは気にしてないよ)。

ただ、翌日の準決勝・浦和学院戦は、エース櫻井が先発したものの、そこそこ打たれ、
さらにパスボールやエラーなどで失点を重ねる、いつもの負けパターンで4-6の敗戦。
相手の浦和学院は、この関東大会で優勝した強豪だったとはいえ、櫻井で負けたのは残念だ。
夏大会まであと2ヶ月、どこまで調子を上げられるのだろうか…
と、観戦ノートにメモしてから、あっという間に2ヶ月がたっちまった。
その間、練習試合で見た限りでは、櫻井の調子は、あんまり良くなってないねえ。
西東京予選、三高の初戦は15日。もう9日しかないのか…。

ハナシは戻って。水戸市民球場での観戦後は、水戸駅に戻って御食事。
水戸の名物料理に、「スタミナラーメン」ってのがあるので、食べてみることに。
簡単に説明すると、レバー、カボチャ、人参などが入った、ピリ辛のあんかけを乗せたラーメンのことで、
スープ無しで、冷水で締めた麺に直接かけると「スタミナ冷やし」になる。
かつては駅周辺の徒歩圏内には、食べられる店がなかったが、最近、『喜つね』という店で提供していることが判明。
場所は駅から徒歩約3分、雀荘『パイパイ』(←すげえ店名だ)があるビルの1階だ。


こちらのスタミナラーメンは、冷やしとホット、鶏レバーと豚肉から選べるが、私は「冷やしの鶏レバー」を選択。
数分後、店員さんの「熱いので気を付けてください」という言葉とともに、待望のスタミナ冷やしが運ばれてきた。


あんかけの具材は、カボチャ、人参、キャベツ、ニラ、鶏レバー、あんの下には中太の麺が。

※写真ブレて申し訳ない

ピリ辛ではあるけど、カボチャなどから出たと思われる甘味も感じる、面白い味だった。
市内の別の店では、水戸らしく納豆入りなどもあるようなので、好きな方はチャレンジしていただきたい。

観戦者である私自身は、スタミナつけて体調バッチリだが、選手たちはどうなのだろうか。
普段の力を出し切れる状態ならば、早実だろうと東海大菅生だろうと、
西東京には敵なしだと思っているのだが。
クジ運は悪いが、この夏こそは栄冠を勝ち取れ。ガンバレ三高!
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