某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

米寿の祝いに「汽車に乗ってあいるらんどのやうな田舎へ行こう」

2018-11-01 15:26:42 | 楽しい時間
ご存知の方が多いと思う。丸山薫の詩に「汽車に乗って」と題するものがある。
汽車に乗って/あいるらんどのやうな田舎に行こう/ひとびとが祭の日傘をくるくるまわし/日が照りながら雨のふる/アイルランドのやうな田舎へ行こう/車窓(まど)に映った自分の顔を道づれにして/湖水をわたり隧道(とんねる)をくぐり/珍しい顔の少女や牛の歩いている/あいるらんどのやうな/田舎へ行こう
 私の米寿を、妹たちご夫婦、その子供たち(つまり姪と甥)、私の子と孫たちと総勢18人も集まって祝ってくれた。88はそんなにめでたいかね、などと恰好をつけたが、いやいや参った。
 びっくりしたのは、娘と一緒に演奏会をしてくださる歌手の馬場睦子さんも来てくださり、この「汽車に乗って」や「春の日の花と輝く」などアイルランドにちなんだ歌をうたってくださったこと。丸山薫のこの詩は知っていたが、歌になっているとは知らなかった。馬場さんは知っていて、米寿のために楽譜を探しておられたところ、友人が見つけてくださったとのこと。姪の一人は学校で習ったという。合唱したらしい。ますます楽しい米寿の祝いだった。有難い話。素直に喜んでいる。
コメント
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