前立腺がんと身長の関係。

　パソコンに見放されている間アイリッシュ・タイムズはスマホで読んでいた。あれには時々信じられないような話が載っている。7月13日号には、背の高い男は前立腺癌にかかると危ない(Being a tall man is dangerous ...when it comes to prostate cancer)という記事があってびっくりした。10㎝高いごとに前立腺癌になる危険は21%増し、前立腺癌で死ぬ危険は17%増すという。見た瞬間、俺は背が低くてよかった、と思ったが、すでに前立腺癌にかかっていて、放射線治療も連続35日受けているのだから、いまさら安心もないものだ。しかし、背の高さは自分ではコントロールできない。背の高いのが運の尽き、とあきらめてもらうしかないかも。
　記事には、しかし、ちょっと安心させる記述もある。肥満との関係。これも、ウエスト周りが10㎝増えるごとに、前立腺癌による死亡率は18%増加し、重篤な病に罹る危険も13%増加するという。これなら、体重を減らせばいいのだから救いがある。深海のバクテリアから作る薬が前立腺癌に飛躍的に有効という記事も載っていた。そうだろう、背の高い男はあきらめろ、だけでは記事にしないほうがいいくらいだものなあ。

長いこと休んで失礼いたしました。再開？

　ちょっと見当がつかぬくらい長くやすませていただきました。理由は山ほどあるのですが、一番の事情はパソコンの不具合。昨年の講義の終わりころパソコンが駄目になり、レジュメも手書きにしました。以来少しずつ不具合が増え、パソコンを新たに買っても、さっぱりうまく使えず、「ああ、パソコンはついに俺を見放した」と誰かのようにわめき嘆いていました。やたら苦労したあげく、古いほうは部品がなく修復不可と言われ（買ったほうが安い、か）、新しいほうは使用初めの設定が不十分と言われておしまい。幸い、見かねた娘が半日がかりで設定してくれて、完璧に修復完了。印刷機も使えるようになりました。一年ぶりくらいのパソコン生活です。これまで、だんだんに不具合が増え、メールが読めなくなり、添付が不可になり、USBが駄目になり、と手足を一本ずつもがれるような日々でした。まるで陸の孤島に閉じ込められたような状態。幸い、スマホを昨年から使い始めましたので、メールなどはある程度できましたが、原稿が書けない。はじめのうちは書けましたが送れない。まるで無能老人でした。様々な不便がこれで終わるよう願っています。これからパソコンが機嫌よく動いてくれますように。