▼テレビ放送、特にナマ放送は時間との闘いです。
たとえば、きのう9月19日水曜の関西テレビの報道番組「スーパー・ニュース・アンカー」で、ストレートニュースの最後の項目「オスプレイ」は、1分30秒という時間しかありませんでした。
その時間で、陸上自衛隊の現役のヘリ・パイロットたちと議論した話を紹介し、彼らもぼくも、「オスプレイの運用改善というのは、普天間基地の離着陸において、ヘリモードを使わず航空機モードを使うことだと予測していたが、実際の日米合意は、それが不充分な形でまとまりかけている」という趣旨を述べました。
すると、関西テレビにいくつか、「オスプレイはプロペラが大きいので、航空機モードで離着陸をするとプロベラが地面にぶつかってしまって不可能だ。間違っているのでは」という問い合わせが来たそうです。
ぼくにも、このブログへの書き込みが1通、メールが1通と、わずか2通ですが、同様の問い合わせが来ました。
▼間違いではありません。
オスプレイには、ヘリコプター・モードの離着陸と、航空機モードの離着陸の両方が、あります。
プロペラが大きいのは事実ですから、航空機モードでの離着陸のときには、巡航モード(すなわち離着陸の時ではなく、上空を飛んでいるとき)よりは、プロペラのローターを上方にチルトします(すなわち傾けます)。しかし、あくまでこれも航空機モードの離着陸であり、ローターを垂直にまで立てるヘリ・モードとは違います。
陸自のヘリ・パイロットたちが懸念し、ぼくに指摘していたのは、たとえば「ローターを垂直に立てる動作をしつつ、ヘリコプター・モードで着陸しようとすると、後から強い追い風が吹いたときに不安定になることがあり、その場合は、パイロットの技量が高くてもリカバリーが難しい」ということです。
▼以上のようなことまですべて説明しつつ、キャスターのヤマヒロさんとの受け答えもしていると、確実に2分30秒から3分前後はかかります。
生放送の、しかも番組終わりに近い、ぎりぎりの時間でもありますから、このようなとき時間を延長することは絶対にできません。
したがって、昨日の説明になったのです。
たとえば、きのう9月19日水曜の関西テレビの報道番組「スーパー・ニュース・アンカー」で、ストレートニュースの最後の項目「オスプレイ」は、1分30秒という時間しかありませんでした。
その時間で、陸上自衛隊の現役のヘリ・パイロットたちと議論した話を紹介し、彼らもぼくも、「オスプレイの運用改善というのは、普天間基地の離着陸において、ヘリモードを使わず航空機モードを使うことだと予測していたが、実際の日米合意は、それが不充分な形でまとまりかけている」という趣旨を述べました。
すると、関西テレビにいくつか、「オスプレイはプロペラが大きいので、航空機モードで離着陸をするとプロベラが地面にぶつかってしまって不可能だ。間違っているのでは」という問い合わせが来たそうです。
ぼくにも、このブログへの書き込みが1通、メールが1通と、わずか2通ですが、同様の問い合わせが来ました。
▼間違いではありません。
オスプレイには、ヘリコプター・モードの離着陸と、航空機モードの離着陸の両方が、あります。
プロペラが大きいのは事実ですから、航空機モードでの離着陸のときには、巡航モード(すなわち離着陸の時ではなく、上空を飛んでいるとき)よりは、プロペラのローターを上方にチルトします(すなわち傾けます)。しかし、あくまでこれも航空機モードの離着陸であり、ローターを垂直にまで立てるヘリ・モードとは違います。
陸自のヘリ・パイロットたちが懸念し、ぼくに指摘していたのは、たとえば「ローターを垂直に立てる動作をしつつ、ヘリコプター・モードで着陸しようとすると、後から強い追い風が吹いたときに不安定になることがあり、その場合は、パイロットの技量が高くてもリカバリーが難しい」ということです。
▼以上のようなことまですべて説明しつつ、キャスターのヤマヒロさんとの受け答えもしていると、確実に2分30秒から3分前後はかかります。
生放送の、しかも番組終わりに近い、ぎりぎりの時間でもありますから、このようなとき時間を延長することは絶対にできません。
したがって、昨日の説明になったのです。