Our World Time

その後

2011年02月06日 | Weblog
▼ぼく自身が発信し始めたと誤認されるような、事実上の偽ツィッターが開始された問題は、そのツィッターが消去され、ご本人から真意と経緯を説明し謝罪されるEメールが届きました。


▼ぼくから2月6日日曜の夜明け前に、「えらそうな言い方になりますが、許します」という返信を送りました。

 ただし、そのツィッターが完全に消されるまでに時間を要したことは遺憾です。

 また、その方はEメールのなかで「BOTであるから成りすましに等しい行為にはならない」という趣旨の考えを強調されていました。
 しかし、BOTであっても、わたし自身と誤認されるIDを勝手に取得されたり、自己紹介の欄に、わたしの履歴だけが書き連ねてあったりという事実がありましたから、結果として成りすまし行為に等しくなったという、ぼくの見解は変わりません。

 きのう2月5日の土曜は、独研(独立総合研究所)の秘書室も工夫し協力してくれて、いまの過密日程のなかを苦心惨憺して「原稿執筆に集中できる日」として空けてありました。
 しかし、降って湧いたこの騒ぎによって、会員制レポートの仕上げも、発刊が遅れている「ぼくらの祖国」の改稿も、いずれも、進めることができませんでした。
 この実害が最も大きい。失った時間は二度と取り返しがつかないし、この先、入院と手術も控えていて、その期間を確保するためにも、ずっと厳しいうえにも厳しい過密日程が続きます。原稿執筆日を再び確保することは、いったいいつできるのか、いまはまだ想像もできません。


▼しかし、これらをすべて踏まえたうえで…すなわち消去が遅かったこと、見解に相違があること、回復不能な実害が出たこと、それらを一切合切、踏まえたうえで、本心から、すべて許します。

 この方の善意を、あくまでも信じます。
 また、原稿を進められなかったのは、いかなる事情があろうとも最終的には、プロの書き手であるぼくに全責任があります。それが、仕事というものの永遠の鉄則です。
 さらに、理解者によっても、このようなことが起きるのがこの世の現実であると改めて学ぶことができました。
 ですから、許します。

 そしてほんとうは何よりも、赦し、ゆるしこそが、人間であると考えるからです。



▼もしも、ぼくがツィッターを始めるときは、必ずこの個人ブログで告知します。
 それがないままに、なにか「青山がツィッターを始めたのか」と思わせるようなことがあれば、それは例外なく、すべて偽物ですから、くれぐれもご注意ください。


▼また前述した入院・手術を含めた健康のことについては、2月15日火曜までには、この個人ブログで公表します。