拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

夏の憂鬱―『MMR』に聞いてみて

2006-07-29 23:52:21 | 日記
昨日でやっと前期の授業が終わり、今日から夏休み突入だが、やらなければならないレポート課題がまだしっかりと残っているので休みという気分になれない。明日は早速鶴舞の図書館まで行って資料探しをする予定だ。多くのレポートの締め切りが8月11日に重なっている。よって私に一応の安らぎが来るのは8月11日以降。あぁ…。レポートの他にも、ゼミの課題「近世文学関連の本を数十冊読む」があるし。夏休みはかなり頻繁に鶴舞図書館にお世話になるかもしれないなぁ。でも学びに時間を費やすのばっかりなのも癪なので、やることだらけの日々に句読点を打つように遊ぶ予定をいくつも入れた。その日を楽しみにこのちょいと憂鬱な夏を過ごそうと思う。
レポート締め切り日の8月11日といえば7年前の1999年、太陽系の惑星が十字型に並ぶという「グランドクロス現象」が起きたのがちょうどこの日(もしくはこの日周辺)だったような。当時、ラルクが大規模な野外ライブ「1999 GRAND CROSS TOUR」を全国で繰り広ていた。私の地元の名古屋にはちょうどお盆の時期に、名古屋港にあるポートメッセなごや特設ステージで催されたなぁ。当時はまだポートメッセ方面の電車が無くて交通がかなり不便で。満員のシャトルバスに乗って会場まで行ったな。懐かしい。今は「あおなみ線」ができたかあポートメッセまで楽勝で行けます。でもラルクのライブ以来行ってないし「あおなみ線」乗ったこともない。
余談だが、惑星が十字に並ぶ「グランドクロス現象」をネタに、当時週刊少年マガジンに不定期で連載されていた超ハッタリ&だけど登場人物たちは超真剣な、『MMR マガジンミステリー調査班』というスーパーミステリー漫画で、「1999年の恐怖の大王=グランドクラス現象で起きる各惑星の重力の歪みである」というぶっとび仮説が展開されていた。「MMR」という調査集団が世界で起こる超常現象について調査するというストーリー。「結局1999年7の月、何にも起きなかったねー」と語り合う調査班に対してルナティックな隊長・キバヤシが「本当の『ノストラダムスの予言』は実は8月11日に起きるんだ!」とかなんとか言い出すのだ。迫力満点で。普通の読者ならキバヤシの言うことなんて「あー、相変わらずぶっとんでるわこいつ(笑)」などと言いながら微笑ましく読めるのだが、小学生とかだったら本気でビビってしまいそうな迫力をキバヤシは持っていた。いくらキバヤシの理論が無茶苦茶でも「気迫」でねじ伏せるのだ。ちなみに、キバヤシのぶっとび理論に対して他の調査班のメンバーが「な、なんだってー!?」と本気になって驚愕するのが『MMR』のお約束だ。そしてどんな超常現象についての調査の結論も、最終的には「ノストラダムス」に無理矢理繋がるのもお約束。ほぼ毎回「この現象はノストラダムスの予言だったんだ!」みたいなね。故に連載は1999年で終了した。ノストラダムスが「1999年に世界が滅亡」と予言したならば、1999年以降『MMR』の存在意義は無いのだから。
あ、あれ?なんか話が逸れて逸れて逸れまくってる!今年の夏休みについていろいろと書くつもりだったのに、どうして?MMRに調査頼むか?

【今日の数字】
28850
29733
14279
70157