『吾輩は主婦である』全四十話の放送が本日終了した。最終回はいつものように、沢山の笑いと温かさとちょっとの感傷、そして素敵な笑顔に満ちていた。全てが「ふりだし」に戻ったラスト、人によっては「物足りない」と思うかもしれないけど、私は大満足。「何気ない普通の日常に幸せを見出すなんてダメだ!」という、このご時勢ではいささか元気すぎる主張に裏付けられた上での「ふりだしに戻る」だもん。こっちまで元気になれそうな気がするよ。本当に素晴らしいドラマをありがとう…。これから先もう「吾輩」の活躍を見れないと思うとちょっと…いや、かなり寂しいな。見てる間中はずっと日々の辛いことを忘れさせてくれた、見てるだけで笑顔になれた最高のドラマでしたよ。「ドラマに出演したキャスト全員を好きになってしまう」というクドカンマジックも効きまくり。みどりもたかしもちよこさんもやすこもまゆみもじゅんもコウジ君もヤン様も朝野さんもダメAD中島も、あー…もうみんなみんな大好きだ。
このドラマで初めて斉藤由貴の演技をじっくりと拝見したのだが、もう、何度「すっごい演技するなぁこの人!」と感激したことか。ドラマ初期、まだ優しいお母さんだったころのみどりの頃は「可愛いなぁ…この人に夏目漱石が憑依なんてもったいねー!」とその魅力にメロメロになった。オープニングテーマ「家庭内デート」をミッチーとともに熱唱する映像は言わずもがな。そして漱石が乗り移った後で連発された名演技。主婦は決してみせないような不機嫌で怪訝そうな表情は、「♪ねぇ聞いて、お母さんね、好きな人がいるの。それは、それはね、お父さん」と歌ってる人と同一人物だということを幾度と無く忘れさせられた。文豪・漱石のペースを乱す周囲に対してドスの効いた怒声を浴びせる度に、みどりさんが女性だということすら忘れそうになる。ドラマにハマればハマるほど、斉藤由貴が漱石先生にしか見えなくなってくる。偉人・漱石として人生のアドバイスをする場面には貫禄が漂い、「私もこのみどりさんに悩みを相談してみたいなぁ…」と何度思ったことか。私はリアルタイムでの斉藤由貴の活躍を見ていないからよくわからないけど、いろいろ調べてみたら全盛期は物凄い可愛いアイドルスターだったようだ。そんな頃から見ていた往年のファンの人の目に「吾輩」を演じる彼女はどう映ったのだろうか。
もう一人の主演・みどりさんの夫のたかしを演じたミッチーは、完全にツッコミに徹していてこれまた新鮮。娘に対して真剣に「避妊しなきゃならないようなことをするなって言ってんだ!!」と怒る様がハマるとはねぇ…。またいつかやってください、お父さん役。最強に似合ってましたよ。
今、『吾輩は主婦である』全四十話の中で特にお気に入りのエピソードについてちょろちょろと書いている。近いうちに載せる予定です。
【今日の数字】
28616
28436
14186
70134
このドラマで初めて斉藤由貴の演技をじっくりと拝見したのだが、もう、何度「すっごい演技するなぁこの人!」と感激したことか。ドラマ初期、まだ優しいお母さんだったころのみどりの頃は「可愛いなぁ…この人に夏目漱石が憑依なんてもったいねー!」とその魅力にメロメロになった。オープニングテーマ「家庭内デート」をミッチーとともに熱唱する映像は言わずもがな。そして漱石が乗り移った後で連発された名演技。主婦は決してみせないような不機嫌で怪訝そうな表情は、「♪ねぇ聞いて、お母さんね、好きな人がいるの。それは、それはね、お父さん」と歌ってる人と同一人物だということを幾度と無く忘れさせられた。文豪・漱石のペースを乱す周囲に対してドスの効いた怒声を浴びせる度に、みどりさんが女性だということすら忘れそうになる。ドラマにハマればハマるほど、斉藤由貴が漱石先生にしか見えなくなってくる。偉人・漱石として人生のアドバイスをする場面には貫禄が漂い、「私もこのみどりさんに悩みを相談してみたいなぁ…」と何度思ったことか。私はリアルタイムでの斉藤由貴の活躍を見ていないからよくわからないけど、いろいろ調べてみたら全盛期は物凄い可愛いアイドルスターだったようだ。そんな頃から見ていた往年のファンの人の目に「吾輩」を演じる彼女はどう映ったのだろうか。
もう一人の主演・みどりさんの夫のたかしを演じたミッチーは、完全にツッコミに徹していてこれまた新鮮。娘に対して真剣に「避妊しなきゃならないようなことをするなって言ってんだ!!」と怒る様がハマるとはねぇ…。またいつかやってください、お父さん役。最強に似合ってましたよ。
今、『吾輩は主婦である』全四十話の中で特にお気に入りのエピソードについてちょろちょろと書いている。近いうちに載せる予定です。
【今日の数字】
28616
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