拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

「ドラゴンボールZ」名場面その3

2006-07-08 21:52:27 | テレビ
記事を書く気力が無い日はコレである。ストックから引っ張ってきた「ドラゴンボールZ」名場面シリーズ。でも今回の分で最後だ。これ以降は書き残していない。アニメ版の魔人ブウ編にはあんまり思い入れが無いんだよなぁ…。
それにしてもこの記事書いたのいつだ?記憶が無いぞ。

其之八 第162話「超サイヤ人の限界突破!!嵐を呼ぶトランクス」
ドラゴンボールZにおける「引き伸ばし」の頂点に立つエピソードである。なんと原作の漫画でいう一コマ分をもとに30分のアニメを作成してしまっている。たったの一コマである。タイトル通り、超サイヤ人の強さの限界を越え、さらなるパワーアップを図ろうとして「はああああああああ!!!」と気合を込めるトランクス。このコマのみでこの話を作ったと思われる。さすがに30分「はああああああああ!!!」では成立しないので、適宜回想シーンを挟んでいるのだが、とにかく笑える。この回が作られた背景を知らなければ「また引き伸ばしか」ぐらいにしか思われないだろう。しかし背景を知ると、感動してしまう。そして爆笑してしまう。ちなみに結局パワーアップは失敗に終わる。
 
其之九 第184話「16号無残!!動き出す怒りの超悟飯」
目の前で人造人間16号がセルに踏み潰されたことがきっかけとなり、悟飯の怒りが爆発。超サイヤ人の限界の壁を越えてぶっちぎりの強さを発揮することに。サイヤ人は「怒り」がきっかけで真の力を解き放つことができるが、元がおっとりした性格の悟飯にはそれは難関。より強い敵との戦いを望むダンディーセルは、これまで数話にわたって悟飯の神経を逆撫でし怒り爆発を誘発させようとしたが、「引き伸ばし」効果もあり、なっかなか爆発しなかった。しかし今回ばかりは文句も言うまい。肝である悟飯の怒り爆発シーンは、120話のラスト同様、かなり気合の入った演出がなされている。BGMでは、主題歌も歌う影山ヒロノブ氏が熱唱しているのだ。ボーカルが入った曲が「ドラゴンボールZ」本編に挿入されるのはこの回だけではないだろうか。かなり熱い歌声が悟飯の覚醒を盛り上げる。そしてラストは「遂に…悟飯の怒りが限界を超えたのか!?」のナレーションでしめられる。うーん名場面。 
 
其之拾 第186話「セルをKO!たった2発の超鉄拳」
ぶちぎれた悟飯がいよいよセルと本気の勝負に挑む。冒頭の空中での戦闘シーンは見ものである。BGMも良い。この「セル編」における戦闘シーンのBGMはシリーズ中一番良い出来ではないだろうか。この回ではタイトル通り、悟飯が強敵セルをたった2発でやり込めてしまう。怒りが爆発したことで、恐ろしい強さを手に入れてしまった。怒った後の悟飯の顔がかなり恐いので、鉄拳を食らって倒れるセルと対峙するシーンでは、悪役の立場を揺るがすほどのダークヒーローな佇まいを見せる。あの優しい悟飯がねえ…としみじみしましょう。


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