拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

Grateful days―「ここに綴る喜びと感謝」

2006-07-03 18:34:08 | 日記
月曜日は共通テーマの日。今日のテーマは「ありがとう」。私が決めた。いろいろとありがとうを言いたい気分なのだ。前日の日記にもあるように、土日はほとんど夜を徹して村上春樹の演習発表の授業のための資料を必死に作っていた私。今日、その発表がなんとか終わり、ほっと一息ついた。うーん…長かった…。自分のブログの記事を読んでみると、ゴールデンウィーク頃には既に資料作りの準備に取り掛かっていたはずなのだが、「まぁ、発表の日はまだ先だし」と途中でダレてダレて結局ギリギリまでかかってしまった。出来上がった資料には、資料作成を手助けしてくれた様々な参考文献をざっと載せてあるが、私を助けてくれたのは何もこれらの研究論文だけではないのだ。資料には載せてないけど、お礼を、ありがとうの気持ちを伝えなきゃいけない人&物がまだある。それをこの場を借りて記そうと思う。

壱、 may99様、darico様
このブログに度々コメントをくれる二人の友人。「参考になりそうな論文が見つからねー!」と騒いでいた私に「これにちょろっと載ってたよー」と論文のコピーを授けてくださった恩人。本当にありがとう…。それにしてもmay99さんは論文大量に持ってるよなぁ。他の子にも資料を提供してあげてたし。彼女自身が「村上春樹図書館」と化していたぞ。

弐、 hideの2nd album『PSYENCE』
黙々と資料を作ってた際にずーっと流してたCD。灰色の私に鮮やか色を授けてくれた。精神的にしんどい瞬間にhideを聴くと、曲に凝縮された陽性のパワーがダイレクトに身にしみてくる。強烈な音世界と歌詞にたまに脳みそどっかに飛ばされそうになったが(「POSE」という曲が特にヤバイ。疾走するゴリゴリでハードな音にすーっと絡むピアノの音が絶妙すぎる。なんて素晴らしきセンスなんだ!)、ギリギリ進行の不甲斐ない私を支えてくれた名盤であることは間違いない。資料が完成した後に「MISERY」聴いたらちょっと涙出そうになったぜ。毎晩受験勉強に追われて大変な人とかに是非お勧めしたいなぁ、これは。

参、 岡田あーみんの『こいつら100%伝説』
真夜中、資料作成に行き詰まるたびにコレを読んで爆笑し、気分転換を図っていた。ただでさえ時間が無いのに漫画読むなんて自分でも呆れるが、実際かなり助けられたと思う。本当にありがとう、極丸そして危脳丸(あぶのうまる)…。あんたたちの人智を超えたボケ合戦に爆笑させられることで、真夜中一人ぼっちで資料を作成する寂しさが紛れたよ。
でも、漫画の二巻で、連載の締め切りに追われるあーみんの様子を描いたルポ漫画が出てくるのだが、その漫画のあーみんと今の自分の状況がダブりすぎてちょっと参ったというのもある。「なーんにも思い浮かばないまま一時間過ぎちまったよォ」とか「明日しめきりなのにベッドの中に入っちゃったりして…このまま眠っちゃったらどうなるんやろ~…すっごいこと考えてるよなぁ、オイラ(あーみんの一人称)ってよォォ」とか、読んだときはゾっとしたね。発表を翌日に控えてるのにも関わらず資料を完成させていない私が今眠ったらどーなるんだろ…と想像すると軽く血の気が引きます。でも基本的には爆笑に次ぐ爆笑だった。何度読んでもギャグの鮮度が落ちないのは凄いな。『Dr.スランプ』とか『稲中卓球部』でさえ所々今の自分にはもう笑えない箇所があるのに。

メルスィーボクー・グラーツィエ・グラシアス・オブリガード・ダンク ユーウェル・スパシィーバ・ブラゴダリャ・ジャクィエム・ホヴァーラ・ムルッメースク・シュックラン・アサンテ・テリマカシー・ダンケシェーン・シェシェ・カムサハムニダ・サンキュー・ありがとう


※画像はhideの『PSYENCE』のジャケ。神盤ですぞ。


追記
最近のドラマは漫画を原作とした実写化ものがかなり多い。この実写化ブームに乗って『加治隆介の議』を実写化してみてはどうだろうか。『課長島耕作』『人間交差点』で有名な弘兼憲史原作の政治マンガ。『島耕作』シリーズは特に好きではないが、この『加治隆介の議』は面白いぞ。加治みたいな政治家が一人くらいいてもいいよなぁ~とぼんやり考えてしまいます。