拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

使徒、襲来―どうみてもラミエル

2006-07-04 20:20:48 | 日記
今日は図工の授業で折り紙をやった。自信を持って折れるレパートリーが鶴ぐらいしかなかったが、今日の授業のおかげでなかなか立派なものが作れるようになった。画像が今日作ったものである。なんだか七夕飾りのような、とりあえず「飾る」しか使い道が無いこの作品。パーツを組み合わせて作るユニットタイプの大作である。パーツになるものを折るのはとても簡単なのだが、それを画像のように立体的に組みあわせるのがなかなかの大仕事。短気な人だとすぐに「イッラーー」ときてしまうような作業だ。今日のこの立体の飾り作りがあまりにも楽しかったため、これから近所のスーパーで折り紙でも買ってこようかと思う。それで、この飾りを沢山作って殺風景な居間にでも飾ろうかと。また、作ってる最中は単純に楽しいので、課題などに行き詰った際のはけ口・気分転換にも使えそうだ。気が滅入っている自分を紛らわすためにただ黙々と飾りを作るのも良いねぇ……暗い!
ところでこの立体飾りを組み立て、無事完成させた瞬間、その奇妙な形から私は即座にエヴァンゲリオンの使徒を連想させてしまった。確かこういう形の使徒いたよなぁ…と。家に帰っていまだに残っているyahoo!のエヴァンゲリオン特設ページの「主要メカ&使徒紹介」の項目をクリックしたら…やっぱりいた。この立体飾り似の使徒。こいつだ。名前までは覚えてなかったけど全ての使徒の中でやたら印象に残っているこの「第五使徒ラミエル」。結構倒すのに苦労したはずのラミエル。折り紙で作れるようになっちゃったよー。以下、「立体飾り」と呼ぶのが面倒なので「ラミエル」とする。
このラミエル、あまりにも気にってしまい、しばらくずーっと眺めていた。十二枚の折り紙を組み合わせて作ったものだが、紙切れからこんな素敵なものが出来上がってしまうとは。折り紙大国の一つ・日本に生またことを誇りに思う(ところで折り紙の発祥の地・起源はどこだろう)?図工の授業の先生曰く、「外国の人は折り鶴ひとつで物凄く驚く」。自身の彫刻の個展のため世界各国を駆け回っていたというこの先生。なんでも食事の席で、外国人の前で紙ナプキンを折って鶴を作って見せると大変良い反応が返ってくるそうな。「お、おまえ、そんな芸どこで覚えたんだ!何者だ!?」というノリらしい。折り紙の発祥の地は日本ではないかもしれないけど、日常レベルでの折り紙浸透度は日本はトップレベルということか。鶴くらい、日本人なら幼稚園児でも余裕で折るからねー。世界にでれば、折り鶴ひとつでプチ「ゲイニン」。外国人にこのラミエルを「あなたのために折って作りました」と言ってプレゼントしたらどうなるんだろ。ノリの良いエヴァ好きの外人なら「ワオ!ラミエルじゃないかそれ!」とボケてくれそうだ。エヴァはもちろん海外でも頗る人気のようだし…。
というか、これを見せて「なんかエヴァにこーいうのいたよね」とか「ラミエルじゃん!」とかいう反応をするか否かでエヴァ見たことあるか無いかがわかるな。エヴァンゲリオン好きの人と知り合いたい人は、これを片手に片っ端から人に見せてまわるのがよいだろう。