「町田薬師池公園」で「カタクリ」のつぼみ(花芽)を見つけた！！

町田市を代表する公園、人気の高い公園といえば「町田薬師池公園」で、「新東京百景」、「東京都指定名勝」、「日本の歴史公園100選」に指定されているる。薬師池を中心として四季折々の花で彩られれる。今最も園を華やかにしているのは250本の梅花で満開を迎えている。もう一つ旬の花といえば「カタクリ」である。ショウブ田と荻野家住宅の間の丘に数百株の淡い紫色の花が美しい「カタクリ」が今いくつもの蕾(花芽)をつけ始めている。カタクリは山地の林の中に分布する多年草、開花時期は3月、4月で、正味20日間と非常に短くヨーロッパでは「スプリング・エフェメラル」(春のはかない命)とか「エフェメラルプラント」(短命植物)、凛とした花姿は「山の貴婦人」と呼ばれている。「カタクリ」は昔は名から「片栗粉」の原料として用いられていた。カタクリは春の季語で万葉集にも「もののふの　八十(やそ)少女らが　くみまがふ　寺井の上の堅香子の花」と詠まれている。あと一週間もすれば下向きに咲く可憐な花姿を見ることができる。(2203)