相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

明治期「栗原小学校」が置かれていた「法林山専福寺」

2022-03-12 08:03:04 | 寺院
座間市栗原中央の住宅街一画に真宗高田派寺院「法林山専福寺」は鎮座する。創建は不詳ながら村人が建立し、了山の開基と伝えられている。寺境内には明治12年(1879)に栗原小学校が設置されているので以前と推定される。真宗高田派は三重県津市の「専修寺」を本山とする浄土真宗の一派。親鸞の門弟真仏、顕智が率いる下野国高田の専修寺を中心とする高田門徒の流れを汲む。末寺数は約640寺。本尊は阿弥陀如来。県道44号線、246号線前の立野台信号を左折、坂の右に寺号標が建てられている。寺号標を抜けると正面に銅板葺き入り母屋づくりの「本堂」、左に「庫裏」がある。庫裏の前と横に二本の梅が程よく咲き誇り境内を彩っている。境内右手に「如来像」と史跡の「栗原小学校」跡地の説明版が建てられている。この間70年間栗原地区の児童はここに学びここを基盤に成長していった。学校の開校を祝して山岡鉄舟が来村し「栗原小学校」の文字を揮亳した。この扁額はいまも保存されている。(2203)
 
 
 
 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「河津さくら追撮の旅」総括!! | トップ | 「町田薬師池公園」で「カタ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

寺院」カテゴリの最新記事