昨日関東地方も梅雨期に入ったが6月に入って雨ばかりの日が10日以上も続いている。鎌倉市極楽寺に江ノ電の「極楽寺駅」に降り立つと線路を隔ててすぐ傍には東国花の寺百ヶ寺、鎌倉唯一の真言律宗寺院「霊鷲山極楽寺」は鎮座している。「アジサイ撮り」が目的であったが、本堂前の生垣に秋の七草の一つで秋を代表する花「ハギ」(ミヤギノハギ)が枝をしならせ、垂れて多数の赤紫色の花を咲かせていた。通常7月~9月にかけて咲くが今年は早いのかもしれない。別名「ナツハギ」とも呼ばれる。よく見れば葉腋から長い花序を出し花を付けるている。ハギはハギ属マメ科の落葉低木で 「万葉集」や「古今集」に多く詠まれ、古くから日本人に親しまれ、「豊穣の秋のシンボル」とされてきた。「ハギ」に似た花としてキハギ、シナガワハギ、シロハギ、センダイハギ、ニシキハギ、マルバハギ、ミヤギノハギ、メドハギ、ヤマハギがある。(2306)




