相模原市南区麻溝に初夏の花で彩られ始めたオアシス的な存在の「相模原麻溝公園」はある。今、「花の谷」の和風庭園ではハイビスカスの仲間の一本の「ムクゲ」が紫色の花を咲かせ始めている。関東も梅雨入りしここ数日中休みなのか晴れ間が続いている。これから梅雨が明けたら夏本番、今年はことのほか暑いという予報の中、いかにも夏の花らしい花の代表的存在の「ムクゲ」はアオイ科フヨウ属の落葉樹。別名ハチス、もくげ。ハイビスカス属に分類される植物であり、大きな5枚の花びらの中に長い雌しべがあり、雌しべの軸の途中から多数の雄しべが出ている、これはハイビスカス属の植物すべてがもつ特徴である。お隣の韓国の国花であるが、日本には平安時代に渡来し庭木や生け垣として栽培されている。(2306)



