秋の気配も日に日に深まりもう11月、公園の木々や、街路樹が紅葉・黄葉の兆しを見せている。樹高も高く、遠目からもよく目立ち派手に色づきよく紅葉するため街路樹に多く利用され植栽されているのが「モミジバフウ」(紅葉葉楓)。モミジバフウは北米中南部・中米原産の落葉高木。正式には「アメリカフウ」という。特にドイツでは有数の公園樹とされている。この木は葉に特徴があり直径12~18㎝で5~7つに裂け、手のひら状の形をしている。葉色が緑からオレンジそして赤へ、更に紫などと変化していく。色付きには木々の差があるが街路樹として列植されているとグラデーションとなった紅葉が楽しめる木である。「県立相模原公園」では「メタセコイア」、「ラクウショウ」、「モミジ」、「勝坂歴史公園」では落葉樹が黄色とオレンジ色に染まりだした。いよいよ木々たちも秋化粧を始めている。(2111)



