相模原市南区麻溝台に山梨県身延山久遠寺を本山とする日蓮宗寺院「源悟山顕正寺」はある。岐阜にて宮大工をしていた「源吾上人」が墨壺の墨が目に入り両眼が見えなくなり病気平癒を祈った際、観音様のお告げを受け山梨県身延山の日朝堂にて修行の結果治癒しさらに「東の方へ千箇寺参りをせよ」のお告げにより現在の下溝の地にて信者を得て開山。明治30年(1897)開山で百余年の歴史を有する。本尊は久遠實成本師釈迦牟尼佛。黄色の高麗門の形をした「山門」を抜けると右手に鐘楼、正面に入母屋造りの「本堂」、本堂左前には「敬信殿」、右に「庫裏」がある。堂内に鬼子母神、境内に金龍弁財天がある。開祖・日蓮上人の命日が大陰暦の10月13日、太陽暦の11月18日には「御会式」が行われる。地元はお祭り気分となる。(1807)










