足柄上郡開成に社祀統合の鎮守七社を集め創建された「酒田神社」は鎮座している。明治政府発足にあたり、天皇親政・祭政一致となった事に伴い、各村々の小社祀を統合し、盛大な祭祀を挙行するよう、明治6年(1873)一村一社を命じられ、明治22年(1874)町村合併法によって「酒田村」が誕生した。各村に設置された鎮守は取り残される結果となった為、政府は社祀統合を図るために岡の、金井島、延沢、円通寺、中之名、宮台、牛島の鎮守七社を集め、明治42年(1909)に「酒田神社」は創建された。御祭神は伊弉諾命、吉備津彦命、大物主命、誉田別命、建御名方命、事代主命、大山祇命、天照皇大神、倉稲魂命、菅原道真の十一柱である。県道712号線松田停車場線の開成小学校バス停近くに「鳥居」が構えられ、境内正面に「社殿」、社殿左側にの西南戦役・日露戦争・支那事変・大東亜戦争の死者を慰霊し昭和30年建立された「忠魂碑」がある。(2506)





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