勝坂歴史公園南側、遠く丹沢山系が望め里山の風情が残る相模原市南区磯部に「新磯ざる菊園」はある。一週間前の10/14に訪れた時はまだ入口右側の黄色ざる菊が二列、左側奥のピンクのざる菊が数株が開花しているだけであったが、今日は外周ざる菊の開花が進んでいた。中央部はまだ蕾の段階ではあるが膨らみつゝあり今にも開花しそうな勢いである。中には黄色と赤色の菊を一つの「ざる」のように工夫された斬新な株もある。「花見会」がスタートする10/25頃には1300株のざる菊たちも咲き揃うであろう。花見会は11月14日(土)まで開催され、期間中は「ざる菊」、地元産の「野菜や卵」などが販売される。(1510)
伊勢原市三ノ宮に相模国の延喜式内社十三社の内の一社で、「三ノ宮さま」と呼ばれている古社の「比々多神社」はある。国府祭に参加する相模五社の一社で「相模国三宮」に当たり、地名の「三ノ宮」は当社に因む。大山の東南山麓に鎮座する当社はどうやら「大山」遥拝宮だったようだ。旧社格は郷社で創建(伝)は神武天皇6年(紀元前655年)。主祭神は豊国主尊、天明玉命、雅日女尊、日本武尊である。246号道路の「比々多信号」を右折、「東名」下を潜り畑地が続く道の中間にある「比々多神社」の案内柱を右に進むと大きい「鳥居」が見えてくる。境内正面に鈴が掛けられた「拝殿」、その後方に三間社流造の「本殿」、鳥居左手に「手水舎」、「鐘楼」、「神楽殿」、「神輿殿」、右手に「社務所」、「郷土資料館」がある。緑の樹木に覆われた境内は静寂そのものであり、三宮としての重厚な風格漂う神域である。赤い傘が掲げられている椅子に座り朱印を賜った。(1510)