相模原にも市内市域に伝わる民俗芸能がいくつもあり、現在、相模原市民俗芸能保存協会に10団体(番田神代神楽保存会、下九沢御嶽神社獅子舞保存会、大島諏訪明神獅子舞保存会、田名八幡宮獅子舞保存会、ぼうち唄保存会、大沼土窯搗き唄保存会、新田名音頭保存会、長徳寺盆踊保存会、藤野歌舞伎保存会、上溝シャンソン保存会)が登録している。本日25日午後1時からその内8団体の出演による「第35回相模原市民俗芸能大会」(相模原市教育委員会の主催)が開催された。大会の趣旨は「市内に息づく伝統芸能が一堂に会するこの機会に、ふるさとの心に触れてみませんか」である。出演団体は番田神代神楽保存会、相模湖本陣太鼓弁天会、大沼土窯搗き唄保存会、田名八幡宮獅子舞保存会、踊和会、上溝シャンソン保存会、下九沢御嶽神社獅子舞保存会、新田名音頭保存会であった。日頃は地域の祭り、新年、依頼イベントでの活動が主のようでこうしてまとめて観覧できるとは。どれも歴史ある民俗芸能で素晴らしく今後も継承してほしいと願うばかりである。(1502)
熱海市内中心部をを流れる「糸川」の川沿いにある300mの遊歩道に「あたみ桜」(インド原産の寒桜の一種)が57本植えられている。毎年1月上旬~2月に咲くことから「糸川桜まつり」が企画され今年で5回を迎える。糸川桜まつりは1/24(土)~2/15(日)開催され、キャッフレーズは「遊歩道 海まで続く 桜いろ」である。どこよりも早く(おそらく日本で一番か?)春の香り漂う熱海の町はまつり一色となっている。既に満開近いここ糸川の桜並木だけを見ているともう春が到来しているかのよな錯覚に陥ってしまう。期間中は各種さまざまなイベントも用意され祭りも終盤を迎えている。時折吹く風に川面にヒラヒラと舞い散る花びらを見ていると風情を感じ誰しも一句詠いたくなるのでは。季節を彩る美しき桜花に束の間の心ときめく瞬間であった。(1502)