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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

優美な橋姿の「レインボーブリッジ」を撮る!!

2021-05-02 14:22:15 | 橋梁・鉄橋
東京都の港区芝浦地区(芝浦埠頭)と台場地区( 港区台場および江東区有明)を結ぶ連絡橋=吊橋「レインボーブリッジ」は昭和62年(1987)に着工、平成5年(1993)に竣工した。東京臨海部に副都心部と都心とを結ぶ交通の要として建設され、都市高速道路網の幹線として整備されたものである。「レインボーブリッジ」は上層には「高速11号台場線」、下層には「臨港道路」「臨海新交通システム=ゆりかもめ」で構成される二重構造の複合交通施設であり、東京港の新シンボルとしてランドマークとして夢を結ぶ「架け橋」~「虹の橋」である。「レインボーブリッジ」は直線で構成される臨海の都市を背景に「吊り橋」の特性を生かし、広がりやのびやかさのなかに優美な容姿を印象づけるよう「主塔」、「橋脚」の垂直線に柔らかな曲線が配てされている。構造形式は吊橋、橋長は800m、中央径間は570m、塔の高さは126mで40階建ての超高層ビルの高さに等しい。東京湾の上に佇む雄大なこの橋は昼間も優美な姿を見せてくれるが、最も魅力的な橋姿を見せてくれるのはやはり夜である。日没時から夜には仕掛けられた444個のイルミネーションライトが一斉に輝き出す。このレインボーブリッジのライトアップは橋梁としては世界ではじめての3色に変化する橋梁なのである。しかし今、コロナ禍にあって緊急事態宣言時の警告の赤色に点灯されるのはいかにも残念である。一日も早く収束終息し橋名の通りレインボーに輝いてくれることを祈るばかりである。(2104)
 
 
  
  
 
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羽田と川崎を結ぶ新しい橋ができるとか!!

2021-01-27 10:37:57 | 橋梁・鉄橋
今、川崎市と東京都共同で「羽田空港」と多摩川を挟んで対岸にある川崎市の「殿町地区」とを結ぶ橋の建設を進めている。羽田空港と川崎市を結ぶ「神奈川口」は神奈川県が長年の悲願とされており、開通は令和3年度中を目指しているようである。「神奈川口構想」は羽田空港の再拡張・国際化に合わせて多摩川にある首都高速湾岸線と大師橋の間に空港に「接続する橋」「海底トンネル」を建設することによって多摩川の対岸にある川崎市側にも空港施設をいすゞ自動車川崎工場跡地に「国際線旅客ターミナルの出国手続き施設」、「ホテル」や「物流施設」を併設し、経済的な地盤沈下が進む京浜臨海部再生の起爆剤となることを目論んでいる。この橋は長さは凡そ600m、開通することによって川崎市側にある研究機関などが集まるエリアが羽田空港と直接繋がることによって研究開発の拠点としてまた国際競争力が強化できると期待されている。またアジア諸都市の国際ハブ空港競争激化の中にあって、日本の羽田空港がそれに勝ち抜くキーが臨空関連施設やホテル他を擁する神奈川口構想がいよいよ実現する。この新しい橋の車道は計画幅員は17.3m、2車線、その両側に歩道及び自転車走行空間が造られるという。事業費は300億円。今年この橋の開通を控え川崎市と東京都は今月から「橋の名称の募集」を始めた。市民以外でも1人1点まで応募可能という。ネーミング条件として名前の中に「橋」「ブリッジ」という言葉を入れることが義務付けられる。来月15日まで市のホームページ上や郵送などで受け付けており、川崎・東京両方に寄せられた名称の中から1つを決定するということである。是非応募してみたいものである。また一つ夢のあるプロジェクトが完成する。(2101)
 





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酒匂川に架かる「十文字橋」から電車を撮る!!

2020-02-09 08:05:32 | 橋梁・鉄橋
神奈川県松田町と開成町との間の酒匂川を渡る道路橋が「十文字橋」である。10年前の台風9号で橋脚の一部が沈み込み、落橋した謂れのある橋である。昔、渡り賃として10文の通行料を取ったのでその名前が付いたの説がある。ゲルバー式連続鋼鈑桁橋で橋長367mの長大橋である。左側に並行して小田急線が走っている。線路を挟んで河川は平成6年(1994)に開園した「開成水辺スポーツ公園」。酒匂川の流れが近くにあり、開放感あふれる環境下で多様なスポーツを楽しむことができる。パークゴルフ場では大勢のオジ様オバ様たちが楽しそうにパターゴルフに興じている。そこにブルーの「MSE(60000形)」、白色の「VSE50000形」とオレンジ色の「GSE(70000形)」の3種のロマンスカーと4000形か3000形の「通勤車両」がゴトンゴトンと通過していく。まさしく一期一会のシャッターチャンスであるが、スピード・動きのある被写体はなかなかフォーカスが困難である。(2002)
 
 
 
 
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相模川に架かる「座架依橋」からの眺望!!

2019-10-07 10:28:31 | 橋梁・鉄橋
座間市座間と厚木市依知を架けるという意味から付けられた「座架依橋」はある。横たわるように流れている「相模川」はすでに縄文時代から存在していたようで、山中湖を源流とし、平塚「仙谷海岸」と「茅ヶ崎海岸」河口とする全長109km、流域面積は1680K㎡である。この相模川を渡るために架けられたこの橋は当初木製であったが何度も流された経緯があり銅の橋にしたが、それでも幾度となく流されてしまという自然災害に悩まされつづけやっと現在の頑強な橋となった。相模川では橋の下の「水と風と緑の公園」では「水仙祭り」、夏シーズンはバーベキュー、少し上流では座間と相模原市の「大凧まつり」、「芝桜まつり」、昭和橋近くでは「鮎釣り大会」、高田橋では「泳げこいのぼり」、相模原市の「花火大会」が行われており相模川の恩恵にあずかっている。「座架依橋」からは厚木基地が近いからか何機もの軍用機が飛来している。この「座架依橋」を渡ると県央(厚木)、129号線の関口へ出る。(1909)







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葛飾北斎も描いた小名木川に架かる橋「萬年橋」

2019-04-30 09:14:47 | 橋梁・鉄橋
東京都江東区において小名木川に架かる橋で第一橋梁の「萬年橋」はある。江東区道第3124号線(萬年橋通り)を通し、北岸は江東区常盤1丁目、南岸は江東区清澄1丁目と2丁目を分かっている。当橋のすぐ西側で小名木川は隅田川と合流、東側には「新小名木川水門」が設置されている。昭和5年(1930)に開通した萬年橋の構造形式は1径間下路ブレースドリブタイドアーチ橋、鉄筋コンクリート床鈑、橋長は56.25m、幅員は17.2mである。萬年橋が架橋された年代は定かではないが延宝8年(1680)の江戸地図には「元番所のはし」として橋の記載がある。江戸時代初期にこの橋のすぐ北側に小名木川を航行する船荷を取り締るために「川船番所」が置かれていた。小名木川は江戸市内へ行徳の塩や近郊農村で採れた野菜、米などを船で運び込むための運河であり、架けられた橋はいずれも船の航行を妨げないように橋脚を高くしていたが、萬年橋は中でも特に大きく高く虹型に架けられていたことから、その優美な姿を愛された。葛飾北斎は富嶽三十六景の中で「深川萬年橋下」、歌川広重は名所江戸百景の中で「深川萬年橋」として描いている。関東大震災復興計画により現在の橋に架け替えられた歴史を有する橋である(1904)






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