3月議会提出の「条例改正案」から見る市の現状
今回、多くの条例改正が行われます。この条例改正から、「市の人口減少」などが見えてきます。市民の方々に知っていただきたいと考え、紹介する次第です。
●議案第12号 「空家」条例
空家が多くなったため条例を作る必要性が生まれています。みなさんも実感していると思いますが、私は、今、市民アンケート(7000枚)を配布して、市内全域を歩いています。本当に空家が増えたと言うのが実感です。
●議案第14号 「桃山学園」条例
桃山学園(小中一貫校)ができた要因は、真壁小学校が危険校舎(耐震基準ギリギリ)になったことによりますが、特に、真壁地区の少子化にも要因があります。
●議案第28号 「市災害補償基金」条例
基金の額が500万円から350万円に減額されます。
理由は、条例制定時(昭和50年)採石業者は90ありましたが、今は
10業者になってしまいました。
●議案第29号 給食センター条例
平成30年度から、南給食センター(真壁町亀熊)が廃止されます。当初の計画より2年早くなりました。要因は、小・中学校の児童・生徒数の減少です。
この廃止により、人件費を含め、約5000万円の節減になります。
●議案30号・31号
真壁農村交流センターと真壁コミュニティセンターの廃止
農村交流センターは白井行政区に、コミニュティセンターは酒寄行政区に無償譲渡され、市の管理を離れます。
市の施設で実質、行政区が使用しているものは、上小幡児童館と飯塚児童館です。
大和地域には、行政区が「専用している市施設」はありません。
注)この後、3月6日、担当部長より、岩瀬児童館も鍵は東区長が預かっているとの指摘がありましたので訂正します。
●デマンドタクシーに乗れる方の条件が変更に
65歳以下の方は利用できません
桜川市に在住する65歳以上の方、また、障がいのあり方で、事前登録をした方。 平成30年10月1日かから
改定理由
バス利用困難者と位置づけ、高齢者と障害者に限定。
今までの現状
1年間の利用者861人中、65歳以下は79人