菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

長野県保険医協会が県内にアンケート「マイナ一一本化苦慮自治体8割超」

2024年08月04日 14時08分14秒 | 地方政治
 今日のしんぶん新聞赤旗は、「長野県保険医協会が県内にアンケート『マイナ一一本化苦慮自治体8割超』」の見出しで、記事を載せています。

長野県保険医協会が県内にアンケート
マイナ一一本化苦慮自治体8割超

 現行の保険証を12月日以降に廃止して「マイナ保険証」に、一本化する国の方針を巡って、長野県の開業医らでつくる長野県保険医協会が7月29日、県内77自治体を対象に実施したアンケート結果を発表しました。8割超の自治体で、一本化の対応に苦慮している実態がみえてきました。

 この調査は、県保険医協会が5月から7月にかけて取り組んだものです。現行の保険証廃止に伴う国民健康保険加入者への「資格確認書」送付などについて、全市町村から回答を受けました。

 できていない わからない

 調査結果では、国保加入者でマイナ保険証の有効期間や電子証明書の失効時期の把握について54市町村が「できていない」と答え、11市町村が「わからない」と回答。77自治体のうち計55市町村(84%)が把握しきれていないことが分かりました。

 また、国保加入者にプッシュ型で知らせることになっている「資格確認書」については、「申請者のみに送付」が16自治体(21%)に上りました。同協会は、「マイナ保険証」を持たない方に届かないことのないよう、自治体に要請したい」としています。

 アンケート結果を受けて同協会の原淳事務局長は、国の一本化方針に振り回され、自治体は対応に苦慮しているとし、現行の保険証を存続するよう、さまざまな団体と協力して取り組みたい」話しました。

注)
 今の「健康保険証」は、年度が替わっても、自治体で、毎年、新しい保険証が送られてきます。
 しかし、これからは、基本的には、「健康保険証」を申請しなければ、保険証をつくってもらえません。
 プッシュ型とは、「自治体からの申請してください」という連絡通知です。
 運転免許証でも、半年前に通知がきて、誕生日近くに、新しい免許証の交付を受けます。しかい、免許証を持っていてても、更新の通知がきていても、更新を忘れる方が出ています。

 まして、保険証の更新など忘れる方が多くなることを、保険医協会は心配しているのです。まして、自治体が「プッシュ型」でなく、通知を出さなくなったら、無保険者が多くなることは必至です。マイナ保険証はストップするのが一番いいのです。

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