西友部地区山林伐採工事で、菊池議員のとった立場
産廃搬入阻止は市民・議会・市が一体で
西友部地区の山林伐採工事でできた道路は、2023年5月現在中断したままです。この工事では、E議員が、「市が誘致したかのように、市を攻撃した発言」を繰り返してきました。
菊池議員は、市が伐採届を受理し、工事が始まった時から、現地にも出向き、農林課・生活環境課と連携し、「産廃施設反対」の立場で、行動してきました。
今(2023年5月)は、「『二股膏薬・こうもり男』」の侮辱罪」の裁判中です。ここで、その3年間の経過を説明しておきます。
2020年
・8月3日に伐採工事届受理。 埼玉県深谷市(株)イーストハン
・菊池議員は、12月議会で、伐採工事の問題を取り上げ、一般質問
2021年
●3月議会
・3月4日の議会全員協議会で、菊池議員が、作成者不明の「『道路づくり』の怪文書」を披露し、E氏であるとこが判明。その文書に「経済部長の名前入り」であったことが問題に。このことで、謝罪を拒否したことで、E議員への「戒告」の懲罰動議が可決。
菊池議員は、反対討論。賛成12,反対2、欠席2。
菊池議員の「怪文書」の質問状
「疑惑の道路づくり」文書作成者へ、訂正と謝罪を求めます
「疑惑の道路つくり 不可解な市役所の対応 議会虚偽答弁、市長の指示か?」の見出しの文書を、市役所職員から手に入れました。これは、文書を書いた名前が抜けていました。
3月2日の文教・厚生常任委員会で、6番議員に、「あなたが書いた文書」ですかと聞いたところ、その事実を認めました。
問題点を2つ挙げます。
一つは、「疑惑の道路つくり」は、「市長と議会は一体」で進めていると書いてあることです。私は、昨年12月議会でも、この山林伐採を、一般質問で取りあげ、問題にした人間です。「議会のチェック機能不全」と書かれるのは、私に対する侮辱です。このような文書は、取り消していただきたい。
二つは、「現在、県が差し止め中。市には差し止めの意思なし?」と書いてあることです。私は生活環境課にも、この伐採が行なわれた直後から顔をだし、県廃棄物対策課と生活環境課が綿密に連絡をとり、問題視していたことを知っています。それなのに、「市は差し止めの意思なし?」と書くなんて信じられません。
・菊池議員は「不法投棄反対」の立場で一般質問。
市は工事中断を 2020年12月2日に発出。その時点では工事中断。市からは、「県・警察・地域住民と一体となって対処する」と答弁。
●9月議会
(10月の市長選に大塚市長、榎戸和也議員の立候補が確定)
・総括質疑終了後に、榎戸議員への「辞職勧告決議案」が提案され、菊池議員が反対討論。
賛成8、反対1,棄権(欠席)6、欠員1で可決。
・「山林伐採」ついては、総務委員長に、産廃問題として質問。委員長からは「現地では持ち込まれた石を重機で掘り起こし、大きな石は選別した」「市も悪質な違反に対しては、警察官OBを採用し、対応組織力を強化しています」との答弁を引き出しました。
●12月議会(市長選が終わり、大塚市長が3選、)
「山林伐採地」も工事が止まっているので、今後の対策も含めて、菊池議員が7項目の質問をしました。
Q1 この山林伐採届の書類の扱いに、問題はなかったのか。
A1 「届出書」の記載内容を確認し、問題がないので、森林法に基づいて、確認通知書を発出しました。
Q2 なぜ、あのような工事が行われてしまったのか。
A2 山林伐採後の用途として、「畑作農地(ビニールハウス)および進入路」と記載されていました。あのような工事になった経緯は承知していません。
Q3 現在の山林伐採現場の土地所有者は誰なのか。
A3 土地所有者は把握していますが、個人情報ですので、答弁で
きません。
Q4 墓石などが埋められたようだが、それを止める手立てはなかったのか。
A4 この割栗石の多くは、廃墓石などから作られておりますので違和感を持ちますが、元々御影石でありますので、JIS規格の割栗石に準じた大きさに割り砕くことで再生された材料として取り扱われていると解釈しています。
Q5 工事現場の看板の文字が消されているが、なぜなのか。
A5 届出人から委任を受けている代理人に確認したところ、当初は連絡先であったが、現在はそうではないので消したとのことです。
Q6 工事現場の「土砂持ち込み禁止」の看板は、はじめは、桜川市で、その後は、県、市、警察の連名になった。それぞれ、いつ立てたのか。また、名前が変わったのは、なぜか。
A6 はじめの看板は、取り急いで、9月17日に立てました。その後、耐久性のある看板とし、より強い姿勢を示すために、県・警察・市と協議して連名の看板とし、10月28日に立てました。
Q7 今後、ここはどうなるのか。
A7 私道の工事を終わっても大型の重機が2台東西の入り口を塞ぐように置かれたままです。市としても定期的に監視を続けて参ります。地域の方々にも、不審車両の目撃情報の提供をお願いします。
市と県と警察の関係部署で情報を共有し、一致団結した対応をしてきたいと考えています。
注)2023年現在、大型重機はありません。
2023年
●3月議会
・「市議会プロパガンダ文書」について、市長選時の補欠選挙で当選した新人議員から15人の議員(菊池議員を除く)に、公開質問書が送付されました。しかし、「文書での回答以外は受け取らない」と、口頭での回答を拒否して、会場を出てしまいました。
しかし、小高議長らは、「キクチさんのブログに載せてほしい」ということで、「菊池議員だより」で、紹介しました。
注)「市議会プロパガンダ文書」とは、2022年10月の市長選時、小高友徳議長ら15人の議員が連盟で発行した「夕張にも熱海にもしません」と書いた「市政報告書」です。配達地域指定で配られました。