バスケット新リーグ発足の意義

私は、高校教師時代、バスケット部の顧問をしていた関係もあり、男子バスケットリーグの分裂が気になっていた。

　顧問時代からも、どうも上層部はうまくまとまっていないようだといううわさは耳にしていた。
　今回、サッカーのＪリーグ発足にリーダーシップを発揮した川淵チェアマンが、力を貸してくれて、解決の方向に向かいつつあるのは、うれしく思いで見ている。

　早く、正常化して、特に、女子チームがアジアで優勝して、来年のオリンピック出場権を獲得してほしいと期待している。

　私の今の趣味は、ＮＨＫテレビの囲碁とＮＢＡのバスケットの試合を録画して、演説の疲れを癒しながら見ることです。

いっせい地方選挙のマスコミ報道に考える

どうもマスコミは、知事選挙でも市長選挙でも、「与野党対決」を見出しに着けたがっている様です。

　今の自民党と民主党には、「与野党」の違いはあっても、政策の違いによる路線の対決はなくなってきているのです。
　それを知っていながら、「与野党対決」を表面に出したがるから、選挙への関心が薄れるのではないでしょうか。

　「戦争と平和の問題でいうなら、一番明確に対決しているのは、自民党と共産党です。
　　次に対決しているのは、自民党と旧自民党（河野洋平氏など）ではないでしょうか。
　そして、戦争に反対し、平和の尊さを一番希求しているのは、ある意味、天皇ではないでしょうか。
　
　安倍首相は、天皇の戦地巡礼行脚に何を想っているのでしょうか。

　５月になれば、「戦争立法」が具体化してきます」
　
　新聞報道に寄れば、その法案の名称は、「平和支援法」となりそうだ。
　まさに、「戦争支援法」ではないか。
　
　安倍首相の、「積極平和主義」と同じで、空虚な言葉遊びに堕している。


　
　

やっぱりでた「関西電力・高浜原発ストップの仮処分の判決」

今日も、明野地域の街頭演説に出かけました。雨の中、いっせい地方選挙の結果をほうこくをしながら、ニュースを聞いていると、「関西電力・高浜原発再稼働ストップの仮処分決定」の判決がだされたとの、当たり前と言えば当たり前のニュースが飛びこんできました。

　この裁判長は、昨年５月の歴史的ともいえる樋口英明判事だそうである。

　私の、あの判決文を読んでみたが、本当に理路整然とした文章で、こんなにわかりやすい判決文に接したのは、はじめてであった。

　たとえば
　「豊かな国土とそこに根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失」
　と言っている。

　　今のフクシマの現状をみれば、国富の喪失でなくって、なんであろうか。

　この判決をだした裁判長が、「原発再稼働ストップの仮処分」を出すのは、当然の帰結である。
　
　この判決の詳細は、明日の新聞報道をみてから・・・・・・。


　

熊本市議選挙、同点でクジ引きで決着

今日、演説から帰ってくると、テレビでいっせい地方選挙の報道をしていました。
そこでは、「同点のためクジ引き決着」の報道がされていました。

番組のキャスターは、「非常にめずらしい」とびっくりしていたようですが、そんなにびっくりすることではありません。たしかに、４５１５票という得票での同点は珍しいのですが・・・・・・。

　くじ引きの模様が報道されていました。
　クジは２回引きます。
　最初のクジは、本番（当選か、否か）のクジを引く順番を引くためのクジ。　
　その次に本番のクジです。

　これは、立候補の受付順を決める場合いも同じです。

　「くじ引き」は選挙管理委員会の必須アイテムなのです。

ここでテレビの報道は終わっていましたが、大事なことはその次にあるのです。

その後、もし欠員がでた場合は、いつでも繰り上げ当選ができるのです。

　普通、選挙後、３か月以内で欠員が生じた場合は、次点でも繰り上げ当選になるのですが、同点落選者の場合は、任期中、いつでも繰り上げ当選ができるのです。


　昔、茨城町で、こんな失敗がありました。
　町長選挙を前にして、補欠選挙もあるという話が出回りました。すでにある人は、補欠選挙のポスターまで発注してしまいました。ところが、よく調べてみると、「くじ引き落選者」が繰り上がるということが途中で判明したのです。
　勿論、補欠選挙はありませんでした。
　これは選挙管理員会のミスとして、謝るしかありませんでした。