菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

本多勝一「真珠湾」からイラクまでを読む

2013年02月08日 14時59分25秒 | 日々の雑感

今日は、風がつよい。幟が風で倒れてしまうときには、街頭演説は休むことにしている。また、風邪も完全に治っていない。昨日、雪の中、大泉で演説をしていて、4時になった。あと少しと言うことで、4時半まで演説した。やはり無理をしたのであろう、風邪気が抜けていないせいもある。

本多勝一の「真珠湾からイラクまで(朝日新聞社刊」を読んだ。

 いま、「真珠湾戦争アメリカ謀略論」が右翼陣営からさかんに流されている。

 本多勝一の論は簡単に言うとこうだ。

 日本が真珠湾攻撃をするようアメリカ側に「仕掛けがあった」のは事実である。アメリカは、いつも、謀略によって、侵略戦争を合法化してきたのは歴史的事実だからである。

 アメリカ西部劇時代の、インディアンへの侵略。

 その後の、ベトナム戦争でのトンキン湾事件のデッチ上げ。

イラク戦争でもしかり。

 アメリカは、真珠湾攻撃の暗号は解読していたという。

 では、日本の真珠湾攻撃は、正当化されるのか。いなである。

 なぜなら、この戦争の被害者は、中国、朝鮮、南太平洋の島々の人であるから。

 日本がアメリカにのせられて真珠湾攻撃の口火を切ったのは、日本の情報戦争の敗北を意味しているというのである。

 アメリカの侵略戦争の本質を見誤ってはならない。


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