今日は、風がつよい。幟が風で倒れてしまうときには、街頭演説は休むことにしている。また、風邪も完全に治っていない。昨日、雪の中、大泉で演説をしていて、4時になった。あと少しと言うことで、4時半まで演説した。やはり無理をしたのであろう、風邪気が抜けていないせいもある。
本多勝一の「真珠湾からイラクまで(朝日新聞社刊」を読んだ。
いま、「真珠湾戦争アメリカ謀略論」が右翼陣営からさかんに流されている。
本多勝一の論は簡単に言うとこうだ。
日本が真珠湾攻撃をするようアメリカ側に「仕掛けがあった」のは事実である。アメリカは、いつも、謀略によって、侵略戦争を合法化してきたのは歴史的事実だからである。
アメリカ西部劇時代の、インディアンへの侵略。
その後の、ベトナム戦争でのトンキン湾事件のデッチ上げ。
イラク戦争でもしかり。
アメリカは、真珠湾攻撃の暗号は解読していたという。
では、日本の真珠湾攻撃は、正当化されるのか。いなである。
なぜなら、この戦争の被害者は、中国、朝鮮、南太平洋の島々の人であるから。
日本がアメリカにのせられて真珠湾攻撃の口火を切ったのは、日本の情報戦争の敗北を意味しているというのである。
アメリカの侵略戦争の本質を見誤ってはならない。