今日のしんぶん赤旗の潮流欄には、【首都は東京」という定義には、「法令の規定はない」】という話から始まって、維新の会の「副首都」構想について書いています。紹介します。
潮流
▼日本の首都は東京です。しかし、憲法にも法律にも日本の首都がどこなのか書いてありません。
▼1999年11月、当時の東京都知事が「首都とは何か。首都の定義を示されたい」と政府に文書質問しましたが、その回答は「法律の規定がない」でした。
▼ 日本維新の会が7月の参院選政策で「副首都」構想を掲げました。「災害の発生時に首都中枢機能を代替できる『副首都』をつくり、中央省庁をはじめとした首都機能の一部を移転する」と。維新は副首都構想の実現に向けた法案化を進めているそうです。首都が法律で決まっていないのに、副首都を法律できめようと。
▼維新の吉村洋文代表は、住民投票で2度も否決された「都構想」の実現が副首都の「必要最低条件になる」と。2020年の住民投票で否決された際「僕が再挑戦することはない」とまで明言していました。
▼東京一極集中の是正は必要ですが、東京・大阪二極集中では問題の解決にはなりません。大阪に限らず一部特定の年に富が集中し、それによって生み出された財規模開発やカジノリゾート(IR)建設などの無駄遣いに浪費されては意味がありません。副首都が第二の東京になるだけ。
▼石破政権と維新が接近しています。自公維3党は医療費4兆円削減で合意し、今度は副首都と称して「都構想」をゴリ押しつもりなのか。かつて国民の強い反対でとん挫した首都機能移転と、住民投票で拒否された「都構想」をセットで持ち出すなど言語同断です。
(25・8・26)