つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

ようやく2巻

2005-09-10 14:25:38 | その他
さて、たっかい資料はあっさり買うのになぁの第284回は、

タイトル:ダーリンは外国人2
著者:小栗左多里
出版社:メディアファクトリー

であります。

目録見たら第136回、4月15日……。
もうそんなに経ってんねやなぁ……って2巻買うの遅いって(笑)

さておき、「外国人の彼と結婚したらどーなるの? ルポ。」と銘打たれたヒット作の第2弾。
エッセイマンガの形式で、基本的には著者の小栗さんの視点から描かれている。
いちおう章立てはされているので、その章立ての途中でトニーのコラムみたいなのが入っている構成。

と言いつつ、やっぱりこのマンガ、相変わらず、トニーのキャラクターが楽しい(笑)
帯にあるトニーの一言「抜かれるなら、度肝がいいよね。」という名言(?)は何度見てもおもしろいし。

他にも、

パソコンにはとても詳しいくせに洗濯機の前で固まるトニー。
ハート形に切られたバゲットを食べられないと言うトニーの悲しい顔が見たくて食べる著者。
相変わらずトニーの彫りの深さが気になる著者。
姉夫婦の子供との話。

などなど、おもしろいエピソードが満載。

また、4章では「ちがうこと、まだまだ」と題したのもあり、1巻同様、著者とトニーの違いをメインに語られている。

ここまで来ると、外国人と、と言うよりは個人個人の相違、と言う感じがしてくる。
もちろん、トニーは日本人ではないから育ってきた背景と文化が違うのは当たり前だけど、日本人同士だからっておなじとは限らないんだしね。

ともあれ、マンガと言うことで読みやすいし、ちょっと考えさせられるネタや笑えるネタなど、いろんな話が満載でおもしろい。
でもやっぱり、もーちょっと安ければ手に取りやすいのになぁ、と言うのは1巻のときと一緒だね。