仕事の用事でロンドンに行った帰りの5月2日土曜日、チュニス行き飛行機の出発が午後遅い時間であった事もあり、Reading近郊のThealeにあるHaywards Farm Fisheryに行ってきました。そこにはSportfishという英国の大手釣り具小売店の店舗があり、Fisheryという名前よりお分かりの様にフライフィッシングが出来る池もあり、一日券、半日券、キャッチアンドリリース券でフライフィッシングを楽しむ事が出来ます。貸し道具もありますので、手ぶらで行っても釣りが出来るところです。
私の目的は釣りではなく、Michael Stratton氏のアンティーク釣り具を見に行く事でした。
ロンドンのPaddington駅でTheale行きの切符を買い、First Great Westernの列車でまずはReading駅に向かいます。Reading駅に着くと今度は近郊列車に乗り換えが必要。これはちょっと判り難い所にありますが、Platform 1となります。
ReadingからThealeまで8分間。上記はTheale駅です。駅に到着したら階段を上がり、道路にぶつかったら左へ行きます。
一見何も無い道なので不安になるかも知れませんが、ほんのちょっと歩けば右側に釣り場の看板が見えますので安心下さい。
Haywards Farmの看板。
奥にはSportfishの店舗があります。
その先には釣り場が広がっております。
車が何台も止まり、釣り人が何人か釣りを楽しんでおります。
それを横目で見ながら、Stratton氏がどこかにいないか、釣り場の事務所に向かいます。かなり高齢の老人二人と私と同じくらいの年格好の女性がいらっしゃるので、「アンティークの釣り具を見に来たのですが」「アポイントは取ってますか?」「いいえ、電話したのですが、出られなかったので、兎に角来てしまった次第です」「そうですか。私はMichael Strattonの娘ですが、父は昨年亡くなったんですよ」と、氏が逝去された事を初めて知りました。また、氏が亡くなられたため、残された奥様、二人の娘さんとも全く釣り道具の知識が無く膨大なコレクションを前に途方に暮れ、コレクションと営業権を今売りに出していて、買い手候補も出ているとのお話でした。
「これからすべてを売りに出すので、コレクションを売る事は出来ないのですが、折角遠いところから来られたので」と、Hardy Marvel 7'6''を見せて頂きました。結構なものでしたが、事業を止めてしまった今クレジットカードは受け付けられないとの事。娘さんに村のATMまで乗せてもらい試みましたが、一日あたりの上限があるようで現金で支払う事も出来ず、諦めました。
二人の老人の内、一人が「Hardy Marvelは良い竿だよ。おやおや、こりゃ1953年のcommemorationセットじゃわい」と訛りのある多少判り難い英語で驚いておりました。曇った寒い日でしたが、「イングランドの気候に耐えられれば、世界中どこに行っても大丈夫だとワシらは昔から言っておるのじゃよ、わっはっは」と楽しげでした。
娘さんにお手数をかけた旨、お礼を言い、隣接のSportfishでタイイングマテリアルを購入。チュニスで毛針を巻く準備が多少整いました。
私の目的は釣りではなく、Michael Stratton氏のアンティーク釣り具を見に行く事でした。
ロンドンのPaddington駅でTheale行きの切符を買い、First Great Westernの列車でまずはReading駅に向かいます。Reading駅に着くと今度は近郊列車に乗り換えが必要。これはちょっと判り難い所にありますが、Platform 1となります。
ReadingからThealeまで8分間。上記はTheale駅です。駅に到着したら階段を上がり、道路にぶつかったら左へ行きます。
一見何も無い道なので不安になるかも知れませんが、ほんのちょっと歩けば右側に釣り場の看板が見えますので安心下さい。
Haywards Farmの看板。
奥にはSportfishの店舗があります。
その先には釣り場が広がっております。
車が何台も止まり、釣り人が何人か釣りを楽しんでおります。
それを横目で見ながら、Stratton氏がどこかにいないか、釣り場の事務所に向かいます。かなり高齢の老人二人と私と同じくらいの年格好の女性がいらっしゃるので、「アンティークの釣り具を見に来たのですが」「アポイントは取ってますか?」「いいえ、電話したのですが、出られなかったので、兎に角来てしまった次第です」「そうですか。私はMichael Strattonの娘ですが、父は昨年亡くなったんですよ」と、氏が逝去された事を初めて知りました。また、氏が亡くなられたため、残された奥様、二人の娘さんとも全く釣り道具の知識が無く膨大なコレクションを前に途方に暮れ、コレクションと営業権を今売りに出していて、買い手候補も出ているとのお話でした。
「これからすべてを売りに出すので、コレクションを売る事は出来ないのですが、折角遠いところから来られたので」と、Hardy Marvel 7'6''を見せて頂きました。結構なものでしたが、事業を止めてしまった今クレジットカードは受け付けられないとの事。娘さんに村のATMまで乗せてもらい試みましたが、一日あたりの上限があるようで現金で支払う事も出来ず、諦めました。
二人の老人の内、一人が「Hardy Marvelは良い竿だよ。おやおや、こりゃ1953年のcommemorationセットじゃわい」と訛りのある多少判り難い英語で驚いておりました。曇った寒い日でしたが、「イングランドの気候に耐えられれば、世界中どこに行っても大丈夫だとワシらは昔から言っておるのじゃよ、わっはっは」と楽しげでした。
娘さんにお手数をかけた旨、お礼を言い、隣接のSportfishでタイイングマテリアルを購入。チュニスで毛針を巻く準備が多少整いました。
初めまして。コメントありがとうございます。鱒川から遠く海を隔てたアフリカ大陸におりますと、ブダペストに駐在されているとう環境大変羨ましい限りです。近隣諸国での鱒釣りを堪能されていて、かつ英国でシートラウトとは、なんともはやです。Hugh FalkusのMedicineでの夜釣り等も出来ますね。
6月18日前後にラマダン入りするので、その機会にオーストリア遠征等企んでおります。今後とも宜しくお願い致します。