今週末、K1200RSportのデビューフェアが開催される。K1200S,K1200R,K1200GTに続くBMW並列エンジンKシリーズの新顔だが、このモデルが最も個性的なスタイルと言えなくもなかろう。
ライディングポジションはK1200Rと同じなので、モトラッド京葉の高橋スタッフ(身長164Cm)でも両足がしっかり着く。また、今時珍しいくらい重いクラッチのKシリーズだったが、昨年の9月あたりの入荷分からクラッチが飛躍的に軽くなった。もともと低重心で重量自体が軽いので、これなら女性ライダーにもお薦めだ。
早速、試乗車を一番乗りしてみたが、改めてこのエンジンのパワーをには恐れ入る。サーボの廃止された新しいインテグラルブレーキのレバーに入力する力は増したが、以前のサーボアシストはエンジンをかけてない時に押したりすると、効きが悪くてヒヤリとするし、かなり取り扱いに慣れが必要だった。これなら違和感が無く、ましてレバーを握るたびに「ミーミー」ってモーターの音がいちいち喧しくない。今週末にはセットアップも完了するので、細部の熟成の進んだKシリーズの卓越したパワーを体験していただきたい。