2シーズン半に及ぶレース活動の結果がこの駐車場の警備員IDみたいなカード一枚だった。おいおい森君、折角だから、もっといい写真貼ってもらえばいいのに・・・
これが国際A級のライセンスなのだ。
私達の時代はノービス、国際B級、国際A級と段階的ランク付けされたが、今はノービス→A級しかない。
地方選手権で上位入賞して、有効ポイントを積み重ねMFJか認めたもののみが昇格できる。激戦のST600クラスでの昇格は6人程度だから価値がある。
グッドウッドのメカニックが本業の家庭のある40代のアマチュアライダーが怪我もせずに、あの激戦を戦い終え昇格したことが喜ばしい。
てな訳で、もう地方選手権には参加できないので、全日本選手権しかない。データーの少ないトライアンフで、手探りでマシンを仕上げた創意工夫は並々ならぬ努力の賜物だが、全日本ではそれなりの体制でなければ(金も掛かる)予選通過すら危うい熾烈な世界。
本来、正規デイーラーは販売とアフターサービスに注力するのが勤めで、製品の優秀性をアピールするレースは畑違いだが、この男を、良くやったと褒めてあげていただきたい。
そんな訳で、第一線のコンペテイションから退き、いずれイベントレース等でサーキットで再開できることをお約束して、昇格の報告を終えさせていただくことにしよう。
何より、手弁当でピットクルーをしてくださった皆様、そして、ご協賛いただいた、タイヤやサスペンション等のメーカー様に御礼申し上げます。