日本のハーレー史を語る笑顔

2005年11月08日 | Harley

 才川モーターサイクルは2007年3月に閉店いたしました。古くからの下町のハーレーファンなら、この写真の人物が誰だか知ってるって人多いんじゃないでしょうか?
saikawa_ken

 名前は、才川憲(さいかわけん)通称「憲ちゃん」で業界で通用する人です。80年以上前から、上野でハーレーやBMW
を商ってきた老舗「小川屋」の元番頭さんでした。
 残念ながら、数年前に小川屋さんは後継者が無く、長い歴史に幕を閉じることになりました。その後、憲ちゃんが目と鼻の先の台東で営業を続けています。
 実は、グッドウッドが1995年に正規販売店に昇格するまでは、小川屋さんの販売協力店でした。訳あって現在、才川モーターサイクルがグッドウッドのLTRショップとして営業しています。親子関係があべこべになったようですが、今も昔も良い関係は継続されています。ですからメガ松戸で車両を見て、近くの才川モーターサイクルで購入してもらってもかまいません。
 都心に位置(日本橋を基点にすれば、都心に一番近いハーレーショップ)するので店は狭いのですが、なんたってこの道35年、ハーレーを知り抜いた店主の豊富な知識が実に頼りになります。
genkan

人柄が笑顔にあらわれてます。腹の無いさっぱりした性格は、周囲の人たちを惹きつけます。
 新車の展示もあまりしてないし、常連さんがいるときなどは声をかけにくいかもしれませんが、「憲ちゃ~ん」もしくは「才川さ~ん」って言えば、必ずこの笑顔が返ってきますよ!

黙して語らず・・・過去の小川屋時代のことをあまり話しませんが、ツールボックスに伝説の『上野 小川屋」ステッカーを見つけました。

toolbox

戦後、ライセンス生産をした「和製ハーレー陸王」がこんなとこに・・・歴史を感じます。
rikuoh

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