伝説の蕎麦屋 翁

2007年05月06日 | BMW

  ツーリング最終日、帰りがけに手打ち蕎麦翁の名店長坂 翁(おきな)に寄ってみた。Okina11

中央道長坂インターから数キロ走り、林の小道を行くとやっと店が見えてきた。何だかロケーションが、昨年チャプターツーリングで行った東名裾野から程近い蕎仙坊のようだが、あちらのほうが古民家を改装した建物で風情がある。

 連休なのと、ここも度々マスコミでと取り上げられて(私もそれで知った訳だが)伝説化しているので、名前を書き込んだおよそ50人以上が、店の前や車の中で呼ばれるまで待たされる。一時間ほど待ってやっと店内に入った。Okina2お品書きは二種類なので、ざる三枚、田舎一枚を注文した。供された蕎麦は思いの他量が多く、一枚多かったようだ。吉田の宮本なんてここの半分しかない。案の定、蕎麦汁は少なめなので蕎麦に三分の一程つけて蕎麦の香りを楽しむと言う常道だろう。慣れない相席の若いカップルは、蕎麦湯を飲むに至らなかった。「すいません、汁が足らないので足してくださ~い」って言える人は、相当勇気があるか、常識を知らない人?で無い限り、到底口に出せないない雰囲気だ。

さて、私の翁評価は・・・混み合ってるにも関わらず店員さんも感じがよく、オープンキッチンなので店主の蕎麦打ちもいい雰囲気だ。肝心のお味は、正直期待ほどではなかった。たまたま平日中央高速を走ってたら昼時になり、長坂で降りるかもしえないが、私の拙い味覚では、若い主人が脱サラではじめた近所の慈庵あたりと大きな違いを感じることが出来なかった。まあ、こだわりの手打ち蕎麦の草分けといっていいのだから、この業界のレベルアップを果たした功績そのものを称えるべきだろう。Okina3 Okina4 

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