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ISO 8000 データ・クオリティの国際標準化 - Society5.0 の実現に向けて-

2020年10月17日 23時42分05秒 | Weblog
ISO 8000 データ・クオリティの国際標準化
- Society5.0 の実現に向けて-


国際標準化機構(ISO)では、データ品質規格の中核と位置づけられる ISO 8000(Data Quality)の新規パー ト開発が活発化している。既に国内外で普及する ISO 9000 が、ビジネスプロセスに関する品質・マネジメン トを対象とするのに対し、ISO 8000 は、そこで扱われる様々な「データの質」を対象とし、組織間・システ ム間で情報交換する際のデータ品質要件・評価の方法やプロセスを定めている。今後、ビッグデータの利活用 拡大やIoT(モノのインターネット)・A(I人工知能)の普及により、増大する「データの量」の扱いと併せて「デー タの質」が重要な課題となってくることが予想される。現在 ISO 8000 は、海外においては製造分野にとどま らず、サービスや医療分野、さらには行政や公共機関の情報公開などにも適用の広がりをみせていることから、 日本の国際競争力を確保するためにも、産業界のみならず行政機関・公的研究機関を含めた産学官各機関の国 際標準化協議への積極的な参加が求められる。
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