本日は第251回名南将棋大会(壱)を開催しました。結果速報です。
A級優勝
安本興生さん
青木一さん
B級優勝
青木凱愛さん
C級優勝
荒木昭一さん
佐藤健治さん
森巌さん
D級優勝
長谷川智也さん
松尾眞司さん
小籔雅人さん
E級優勝
高原秀樹さん
優勝された方々、おめでとうございます。
参加された皆様、ありがとうございました。
トーナメント表の画像です。
本日は第251回名南将棋大会(壱)を開催しました。結果速報です。
A級優勝
安本興生さん
青木一さん
B級優勝
青木凱愛さん
C級優勝
荒木昭一さん
佐藤健治さん
森巌さん
D級優勝
長谷川智也さん
松尾眞司さん
小籔雅人さん
E級優勝
高原秀樹さん
優勝された方々、おめでとうございます。
参加された皆様、ありがとうございました。
トーナメント表の画像です。
角頭歩戦法の続きです。
すぐに25歩を突くのは難しいので、一度68玉としてみます。実はこれで評価値は先手良しなのですが。54歩に25歩同歩同飛88角成同銀22飛
22同飛成同銀53角27角
ここは安用寺先生がさらっと触れている48金45角成26角成
とするほうが評価値は+122の先手ペースです。
戻って
26飛も見えるのですが、49角成22飛成52金打
こちらは先手やや不利とされているのですが、評価値では-397の後手有利です。
さらに戻って
定跡本では触れていないのですが、22同飛成ではなく、23歩52飛28飛
この図の評価値は+278の先手良しです。ゴキゲン中飛車に比べても2筋で損をしているでしょう。先手としてはこれだけ知っていれば良いのですが、
25歩を決行せずに78玉というのも定跡本に書いてあります。88角成には同玉、22飛に77角33角と打ち合って
ここから66歩と止めて持久戦にすると
評価値は+184、確かに先手十分ではあるのですが、元の評価値はより高かったので、おとなしく指し過ぎているかという感じです。
戻って
88角成に同玉と指していたので、33桂と跳ねる手があります。
23角に45角という対応があります。78玉と戻って
この形は32銀に同角成同金46歩で角が捕まっています。なので後手としては42金46歩22銀
こういう形で角を取り合います。45歩23銀となって
評価値は+227の先手良し。31角から馬を作るのが最善です。定跡本では22角12香31角成52金上
ここで48飛がちょっとおかしな手で、53角38銀62飛47銀61飛56銀64歩58金右62玉
後手は馬の捕獲に成功します。後手有利となっていますが、評価値は77なので、まだ先手ペース。
戻って
後手は53角と手放すのでは不満です。48飛には53金直と対応して、68金52飛28銀32金21馬42飛36歩61玉37銀72玉
こういう図を目指せば評価値は-117、後手ペースです。
また戻って
23角以外に53角もあります。42角同角成同金
先手は1手損しても、後手の向い飛車を防いだという指し方です。後手は相居飛車の銀冠を目指す方が優りますが、48銀53金58金右22飛
まだ向い飛車にすることはできます。安用寺先生はここから駒組を進めて
この図の評価値は+147、先手満足だと。まあそうなのですが、最初のころの評価値と比べると損をしている感じはします。
ということで先手の対応策は
一度68玉としてから、54歩ならば25歩同歩同飛88角成同銀22飛
22同飛成ではなくて23歩52飛28飛
これを覚えておけば良いです。やはり後手の角頭歩戦法は奇襲の域を出ないのでした。