名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

SS3-2 急戦向い飛車(23)

2024-03-19 | 基本定跡の研究

次は角頭歩戦法です。

なるほど後手番で採用すれば向い飛車になるのですか。先手番だと米長先生の力戦四間飛車になるのですが、それは立石流に似ています。そういえば立石流四間飛車は検討していませんでしたね。向い飛車が終わったら、抜けているところを取り上げましょう。リクエストがあれば他のものも考えます。

さて安用寺先生の本には25歩同歩同飛の変化が載っていないのですが、最初に調べておくべきでしょう。88角成同銀33桂

21飛成22飛は先手が損をするので、23飛成22飛24歩

23飛同歩成45桂で難しいとされていたのですが (時々雑誌などで取り上げられる) 、AIによると48金62玉28飛が最善で

評価値は+75、一応は先手ペースです。

戻って

ここは23飛同歩成が必然ではなく、後手は32金が最善だと。34竜は45角なので、22竜を選んで同銀23角

31金34角成45角

45同馬同桂68玉

この図の評価値は+22しかなく、先手の得も失われかけています。

なので安用寺先生の本にある

25歩ではなくて、68玉が一番多く指されている・・・となります。以下は明日から。

 

 

 

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