次は角頭歩戦法です。
なるほど後手番で採用すれば向い飛車になるのですか。先手番だと米長先生の力戦四間飛車になるのですが、それは立石流に似ています。そういえば立石流四間飛車は検討していませんでしたね。向い飛車が終わったら、抜けているところを取り上げましょう。リクエストがあれば他のものも考えます。
さて安用寺先生の本には25歩同歩同飛の変化が載っていないのですが、最初に調べておくべきでしょう。88角成同銀33桂
21飛成22飛は先手が損をするので、23飛成22飛24歩
23飛同歩成45桂で難しいとされていたのですが (時々雑誌などで取り上げられる) 、AIによると48金62玉28飛が最善で
評価値は+75、一応は先手ペースです。
戻って
ここは23飛同歩成が必然ではなく、後手は32金が最善だと。34竜は45角なので、22竜を選んで同銀23角
31金34角成45角
45同馬同桂68玉
この図の評価値は+22しかなく、先手の得も失われかけています。
なので安用寺先生の本にある
25歩ではなくて、68玉が一番多く指されている・・・となります。以下は明日から。