33角戦法の持久戦への対応策を調べます。
この図から、21飛に36歩として、「25桂ポン」には対応できるのでしたね。44歩を突く形から見てみると、48銀43銀56歩32金77銀64歩66歩74歩68金上63銀57銀72金67金右
後手は4筋から攻めるような手もないので、ツノ銀に構えてみました。(先手が55歩を突くのもあるので) 54歩86銀73桂77桂
風車のように71玉 (52に持っていきたい) とすると、 75歩同歩同銀74歩53角
この後に64銀と出る攻め筋があって先手有利になります。
なので戻って
42金くらいですが、75歩同歩46角
53金には65歩で十分すぎます。45歩37角35歩75銀36歩64角
これもはっきり先手有利、評価値は+497あります。
後手は玉の移動を早くした方が良いのでしょうか。54歩の代わりに71玉46銀62玉
これは35歩同歩24歩同歩35銀として
先手ペースで戦えます。
ならば後手は45歩を突くのですが、
57銀62玉 (55歩~56銀もあるけれど) 86歩52玉88銀54歩87銀73桂77桂
後手のねらいは千日手含みで待つことくらいですが、先手は様子を見てから (58金が必要か) 37桂~46歩同歩同銀と打開できます。この図の評価値は+172の先手ペース。まだ難しいけれど、後手を持ちたい人は少数派でしょう。