淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

薬師寺 (3) 三重塔 遠望  [219]

2010-11-01 18:53:15 | 水彩画
                 西の京、大池に道路を挟んで接する奈良医療センタ―敷地内の、桜の並木の
                下から描かせてもらった。
                 患者さん達の散策、憩いの場であるから、本来は認められることではなかった
                のだろうが、道路から観るより少しばかり高い位置からの眺望を得たし、自動車
                や人目を気にせずに描くことが出来て助かった。

                 ここなら若草山の山焼きもよく見えることだろう。
                 霞んでいない日には東大寺大仏殿も見えますと通りかかった人が言っていた。

                 昔、白鳳時代の頃のこと、此のあたりに住んでいた人たちはどんな暮らしを
                していたのだろうか。
                 朝な夕なにどんな思いを持って並び建つ塔を眺めていたのだろうか。
         
                                             サイズ F6

                        目を通してくださりありがとうございました

                        日記@BlogRanking



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12 コメント

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描き込みましたね (アツガーリン)
2010-11-01 21:11:38
 昔の住民の心情をしのびながらのスケッチ、良いですね。スケッチでも「対象の再現でなく表現」という理念があってよいでしょう。
今回は淡彩とは言えないくらい描き込みましたね。たまには良いですね。
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ほっとします (なりひら)
2010-11-01 22:21:32
絵は、自分で感じる以外は、気の聞いた表現もできないのですが、ともかくこの絵を見ると、ほっとします。ありがとうございました。
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Unknown (hirugao)
2010-11-01 23:41:45
こんばんは

何かいつもと違う絵ですね。
サラっとでなく丁寧な色の重ねにその時の気持ちが出ているようです。
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白鳳時代 (okatai3)
2010-11-02 10:46:21
satoyamaさん

白鳳時代にもこの風景を見ていた人がいたのですね。
どんな想いで見ていたのでしょうか?
今は白鳳時代とつながっているのですよね。
satoyamaさんに教えられて、今更ながら驚いています。
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その昔 (y-mie)
2010-11-02 14:37:13
白鳳時代にまで思いをはせて絵を描くなんて…そうですよね人々の営みは今も続いているのですから…。それにしても しっかり描きこまれたいい絵ですね。見とれています。
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アツガーリン さん へ (satoyama)
2010-11-02 15:42:07
はるばる電車を乗り継いで、3時間近くかかって行きました。
憧れていた風景でしたから、目の前にした時は嬉しかったです。
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なりひら さん へ (satoyama)
2010-11-02 15:45:01
本当にこの眺めは素晴らしかったですよ。
最初見た時、ほろっとしました。
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hirugao さん へ (satoyama)
2010-11-02 15:49:36
素晴らしい眺めに接して、かなり気持ちは昂ぶっていました。
しっかりしたものを描くことができて、遠いところまで行った甲斐がありました。
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okatai3 さん へ (satoyama)
2010-11-02 15:54:52
普段の生活の中で、同じ塔を見ていたと思うと感慨深いですね。
彼らなりに、飛鳥に続く激動の時代だったでしょう。
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y-mie さん へ (satoyama)
2010-11-02 16:08:05
文化遺産という言葉通りだとじーんと来ました。
平山郁夫さんもこの位置からの素晴らしい作品を残されていますから、これもひとつの感慨でした。
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