花菖蒲 F6
ポリボックス前のカブ B5 鉛筆 バス待ちの瞬描
高架より見下ろした西鈴蘭台駅 B5 鉛筆 バス待ちの淳描
先日,久し振りに近所の喫茶店で軽食の昼食をとった。
その時に読んだ日経に「今川焼き」と題する、画家 東野光生さんの随筆が掲載
されていた。
古美術界での重鎮で、88歳で亡くなった知人Yさんから聞いた話をテーマに
していた。
12歳で勤めていた奉公先から通っていた夜間学校で、薄幸の1歳年上の春代という
同級生に出会い、ただ一度彼女の買ってくれた今川焼きを一緒に食べたことをきっかけに、
ずっと想い続けていたことと、死の前になって、80年も前のその人を捜し求めた
話であった。
この随筆の結びを、店で貰ったメモ用紙に転記して帰った。
「人は老いても遠い初恋の思い出を心のどこかに残す。
そして死を前にしてもなお、見果てぬ此の世の夢を追う。
それは、人が生きて存ることの、なによりも美しく哀しい証なのだ」
素敵な水彩画・スケッチ見入っています
この最後の文章好きですね
書き留めておきたいです
ひとそれぞれに、遠い日の思い出があるようですね。
花菖蒲の季節になりましたね。
今日、宇治川派流の川沿いの花菖蒲画とても綺麗でしたのでカメラにおさめてきました~。
ボランティアの方々が育てておられるそうす。
瞬描と淳描の違いは時間差でしょうか?
描けるって本当に素晴らしいことだと思うこのごろです。
随筆、その通りかもしれませんね。
なんとなく、男性の方がそういった気持ちが強いように
思います。
それだけ純真ということでしょうか。
純真というより、めめしいのではないでしょうか。
「めめしい」を「女々しい」と書くのを改めなければいけませんね。
最近は花菖蒲も人気がありますね。
あちこちに菖蒲園というのがあって、人が沢山集まっています。
現地で描くのは難しい花のようで、かなり手こずったことがあります。