淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

《 かやぶき JAZZ ライブ ~黄昏のトランペット 》 のこと [768]

2017-09-21 12:29:15 | 淡彩スケッチ
        
             (1) 雪を残す茅葺古民家   油彩  P10

        
             (2) (1)と同じ民家を   淡彩  F4

        
             (3) (1)と同じ民家の現況スケッチ F3

             一年前、「神戸市北区かやぶき屋根とふれあう月間」にあわせての有野古民家保存会が
         主催した《 かやぶき JAZZライブ 》について、このブログに書いたことがある。

           (昨年10月26日のブログ より)
          「神戸市広報紙をみていて、再生工事中の茅葺古民家の傍らで、プロの奏者と歌手の演
         じるJAZZライブがあることを知った。
          以前にも、この様な催しでの茶会などに参加したことがあり、今回も参加したいけれども
         時間的にどうしても不可能。
          それなら時間の取れるときにと昨日現地へ行ってきた。
          道に迷いながら行き着いた山下さん宅では、当日用のステージの準備をされていたが、
         快く再生工事中の建物を見せて頂くことが出来た。
          この機会に写真撮影だけでは惜しいとスケッチもさせてもらっていたら、お母さんが、
         敷地に実る柿を沢山くださった。
          ありがたいことだった。」

          
          昨日のこと、私のブログに、この古民家所有者の山下さんより書きこみを頂いた。

          「こんにちは、古民家再生の山下です。昨年は素敵な古民家の絵を描いていただきありが
         とうございました。お礼申しあげます。
          今年も、10月29日、日曜日に、ジャズライブを行います。
          ご招待させていただきたいので、お連れのかたとご一緒にぜひおこしください。
          心よりお待ちしています。 では、またお会いできますことを楽しみにしております。」

          この嬉しいお便りに、早速参加させていただきますと返信した。
          どんどん姿を消していく茅葺古民家が再生利用されて、JAZZの生演奏がどう響きわたる
          のかを見せてもらえるのが楽しみである。

            註 [かやぶきJAZZライブ ~黄昏のトランペット] についてはNETで検索して
              ください。

           時代の遺産でもある茅葺古民家を再生して生かそうという動きがある一方で、最近淋しい
          光景を目にした。

           10年あまり前から、何度かスケッチをさせてもらっていた茅葺古民家がある。
           先日近くを所用で通った際に、懐かしくなって立ち寄ってみた。
           納屋は無くなっていて、母屋も淋しげであった。
           掲載図は、この家を今までに描かせてもらったものである。

          (1) は、10年ほど前に、夜半の雪が少し残っている姿を描いたもの
          (2) は、上記と同じ頃、淡彩で描いたもの
          (3) は、この度訪れた際のラフスケッチ








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2 コメント

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茅葺古民家 (magamik)
2017-09-24 16:51:19
こんにちわ~
茅葺古民家を残そうと努力される方々がおられる傍らで静かに消えていく茅葺古民家が結構あると思います。
京都でも町家が年間何百と消えているそうです。
ついに条例が出来て取り壊す前に申請しないといけなくなりました。
古民家を守ることも色々大変のようです。
satoyamaさんのようにこうして絵にして残してもらえることはとても貴重で嬉しいことです。
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magamik さん へ (satoyama)
2017-09-27 16:56:05
こんにちは~
京都にもそのような動きがあるのですか。
生活風習も変わりましたし、家業も変わるでしょうから、
大きな出費をかけて残すことも難しいことでしょう。
油彩で描いた後、その数年後に行ったときはスケッチすることを
断られました。
朽ちていく屋敷を、興味半分で眺められたくなかった
のでしょう。
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