室津漁港 水彩 F6
港に沿う家並み 淡彩 380×280
室津を描いた 夢二の絵
室津へ行ってきた。車で片道1時間半。
スケッチをして、室津海駅館開館20周年記念企画展「竹久夢二と室津」展も
観てきた。
夢二は、大正6年に訪れてから、室津を題材にした作品を数多く描いている
そうである。
室津のこと
山が瀬戸内の海に向かって流れ落ちる裾を這うように県道が巡る地形が続く中に、
ほんの少し海に突出した岬があり、その中に巻き込むようにしてできた入江がある。
そこが室津の港である。
後背地が無く、耕作地は無く、古くからの航海の中継地としての港として栄えてきた
町のように思える。
奈良時代から摂播五泊としての歴史があるそうで、江戸時代の参勤の本陣跡、遊女の
塚など多くの遺跡があり、腰かけ縁のある町屋の特徴を残す家屋も残っている。
今は静かな漁港の町である。
司馬遼太郎の残した言葉 『 湾は意外に小さい 湾の小ささが室津の風情をいっそう
濃くしている(街道をゆく)』のことばが、生きている。
自分も、この「みなと」が好きで、もう30年くらい通っている。
港を描いてみたく思って居るのですが、この絵の様な景色を
描いた事が無いのです。船の形を取るのは難しいでしょうね
形がねじれたり、水に沈んでしまったりするにでしょうね、
satoyamaさん、上手く捉えてられますね〜、素敵です。
昨日、いつもの南田原でスケッチしていましたら、地元の方が
「この家は、わしの所や、もう100年には成る」とお話を始められ、
昔の事や、溜め池の事、お家の瓦の事等を楽しげにお話しになり、
しばらくして、おやつをお持ちになり、
「これ食べて!」
「此れもなんかの縁や、面白かったで〜」
「有難うございます、完成したら写真をポストに入れておきますね
見てやって下さい」
楽しい時間を過ごしました。
satoyamaさんのスケッチに刺激され私達も頑張って描いて行こうと再認識しています。
此れからも、宜しくお願いします。
今回は爽やかな絵にされてこられたのですね。
ありがとうございました。
描くことを断られたことも何度かあります。
時にはお茶をふるまわれたこともあります。
この素晴らしい風景を描かせてもらうというこちらの姿勢が有って、
暖かく接してもらえるのでしょうね。
いつまでも元気に、現場で描き続けたいですね。
こちらこそよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
この港町のどこを歩いても気持ちを惹かれなすねえ。
行く度に新しい発見もありますし。
竹久夢二も好んだ港、satoyamaさんが気に入られるのも当然ですね。
夢二の絵には一時憧れました。
二枚の絵を見せていただいてるとふっと訪れたくなります~。
小さな港町ですから、みんなが顔なじみという感じが漂っています。
この日、「竹久夢二と室津」展で知った、夢二が立ったという高台の場所にも
行ってきました。
絵にしたい場所でした。