飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報:パナソニック、宇宙の3D映像を公開へ

2011-09-06 23:31:54 | 佐鳥新の教授&社長日記

タイトル: パナソニック、宇宙の3D映像を公開へ

 

パナソニックは、スペースシャトルで撮影した宇宙の3D(立体)映像を、9月2日からドイツ・ベルリンで始まる国際家電見本市「IFA2011」で公開する。2Dにはない迫力や臨場感を持つ3Dの魅力を娯楽以外の分野でも強くアピール。3Dの活用を広げ、関連機器の収益増につなげる狙いだ。

 米航空宇宙局(NASA)が7月に打ち上げた最後のスペースシャトル・アトランティスに、同社の二眼式3Dビデオカメラ「AG―3DA1」を提供。国際宇宙ステーションでの科学実験などが撮影された。

 NASAから提供された映像は3分ほど。シャトルの打ち上げに始まり、船外の宇宙空間や船内の様子などが収められている。宇宙空間に浮かぶ国際宇宙ステーションが立体的に迫ってくる場面など、SF映画のワンシーンのような実写映像が楽しめる。

 担当者は「迫力やその場の空気まで表現できる。娯楽にとどまらない3Dの効果を示したい」と意気込む。映像は今後もイベントなどで披露する予定だ。(木村和規)

 

出典:http://www.asahi.com/special/space/OSK201108300176.html 

 


「第5回 相乗り小型副衛星ワークショップ」開催のお知らせ

2011-09-05 20:16:47 | 佐鳥新の教授&社長日記

私は大学院生の頃に宇宙科学研究所でたいへんお世話になった清水幸夫さんが、『第5回相乗り小型副衛星ワークショップ』で基調講演をすることを知りました。とても嬉しかったです。

基調講演「衛星開発におけるマネージメント技術~失敗をしないための管理ポイント~」

東京にいたら絶対に聴きにいくのですが・・・・ 残念。いつものことですが、こういうところが歯がゆいですね。

 

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、『第5回相乗り小型副衛星ワークショップ』を下記の通り開催いたします。
本ワークショップでは、相乗り小型副衛星の開発・運用に関するノウハウ等を中心とした講演やパネルディスカッションを通じて、宇宙で確実に動作する衛星づくりや若手技術者の企画力・技術力の向上を目指します。

名称 : 第5回 相乗り小型副衛星ワークショップ (プログラム参照)
主催 : 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
日時 : 平成23年9月8日(木) 13:30~16:40(受付開始 : 13:00)
会場 : 学術総合センター 2F 一ツ橋記念講堂
     東京都千代田区一ツ橋2-1-2 (会場地図参照)
定員 : 150名
参加費 : 無料

学生・教員を対象とした「相乗り小型副衛星セミナー」を9/9に、 JAXA研究開発本部主催「小型衛星による実証シンポジウム」(詳細は、研究開発本部WEBサイト上にて近日公開)が9/7に開催されます。併せてご参加ください。
本ワークショップは、インターネット(USTREAM)でも配信します。視聴を希望される方については、開始時間になりましたらhttp://www.ustream.tv/channel/kogataworkshop5にアクセスください。

<申込に関する問い合わせ先>
財団法人日本宇宙フォーラム(JSF)相乗り小型副衛星担当
TEL:03-6206-4901(担当:舘野)、FAX:03-5296-7010
E-mail:kogata-eisei@jsforum.or.jp

URL: http://aerospacebiz.jaxa.jp/jp/topics/2011/topics110810_01.html 

 


宇宙飛行士の山崎直子さんがJAXAを退職

2011-09-01 17:54:28 | 佐鳥新の教授&社長日記

宇宙飛行士の山崎直子さんといえば、最近東大(中須賀研では?)で超小型衛星の研究をしていると聞いていましたが、昨日のWEBニュースによればJAXAを退職するそうです。

何年か前にご主人の山崎大地さんが私の研究室を訪れたときに、世界で一番ロケットに乗った回数の多いという小さな「ぬいぐるみ」を見せてもらった。今でも続けているのだろうか。

 

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)を退職する宇宙飛行士の山崎直子さん(40)が31日、都内の宇宙機構東京事務所で記者会見を開いた。「熱意を持った人たちと働けたことがうれしく誇り」と、旧宇宙開発事業団に入ってからの15年間を振り返った。

 山崎さんは「JAXAとしてはこれで終わりになりますが、今後、宇宙飛行が身近になるように、よりたくさんの人が宇宙にいけるようになって欲しい。そうなった暁には何度でも宇宙に行きたい」と述べた。

 今年10月後半に第2子を出産する予定という。「しばらくは出産育児中心にしていきたい。宇宙と教育を軸にした活動をしていきたい」と話した。

 山崎さんは、2001年9月に「JAXA宇宙飛行士」になった。06年2月には、日本人女性として初めてスペースシャトルのロボットアームの操作などを担当できる「ミッション・スペシャリスト」になった。

 10年4月には日本人として最後にシャトルに搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)へ。帰国後は休職して母校の東京大で人工衛星関連の研究をしてきたという。宇宙に飛び立った日本人としては8人目、女性としては2人目。小学生の娘を持ち、「主夫」として妻を支えた夫の大地さん(38)も注目を集めた。

 宇宙機構によると、退職で「JAXA宇宙飛行士」などの肩書を失うが、一般的な呼称の「宇宙飛行士」は今後も名乗り続けられるという。(松尾一郎)

出典: http://www.asahi.com/special/space/TKY201108310125.html