飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

泥棒に気をつけましょう

2005-10-07 21:59:05 | 佐鳥新の教授&社長日記
今日の午後にF社との共同研究に関する打ち合わせを行う予定だったが、10時ごろに札幌の担当者から、「東京から来る筈だった技術者の家に泥棒が入ったため、急に来れなくなりました・・・」という電話が入った。結局打ち合わせは1週間延期となったのだが、それにしても泥棒とは物騒なことだ。当事者にとっては不幸なことではあるが、珍しい事件だ。
学生の皆さんも外出する時には戸締りをしっかりしましょう。

本日の出来事

2005-10-06 22:57:30 | 佐鳥新の教授&社長日記
今日は2講目に電気電子工学科3年生対象の宇宙環境利用という講義を、午後からは電気電子工学基礎実験IIの実験指導を行った。基礎実験の方は油断すると学生たちが迷宮入りしてしまって、夜の6時以降までかかることも時々あるのだが、今日は珍しくスムーズにいき、16時20分に終了した。

ある専門委員会

2005-10-05 22:55:42 | 佐鳥新の教授&社長日記
4月から小型衛星による宇宙産業創出を検討する委員会が立ち上がり、今日はその2回目である。潜在市場の調査に関する調査会社の報告を2件聞いたが、北海道衛星を立ち上げる1年前に私たちが行ったブレーンストーミングのレベルであって、全くお粗末なものだった。マーケットの絞り込み、採算性、既にあるサービスとの競争力、売り方などを入念に検討したものでなければ、そもそも検討の土俵に乗らないのだ。
宇宙ビジネスモデルのコンテストをやってはどうかという話が出た際に、大学の先生や宇宙開発の経験者が審査してはどうかという発言した方がいたが、残念ながらこの考え方は新しい時代に通用しない。ビジネスの芽を発見できるには経営者の眼力がなければ無理なのだ。

大鑑巨砲型の古き日本の宇宙開発は終わったのだ。企業側も、これまでのように官にぶら下がっている体質から脱皮することが望まれる。

CubeSat設計会議

2005-10-02 22:50:06 | 佐鳥新の教授&社長日記
今日は学園祭のフィナーレの日であり、学生たちには申し訳なかったのだが、日程的な理由からCubeSat設計会議を行った。

今日の会議の目的は、次の3点を明確にすることにあった。
①CDRに向けたEM製造及び設計審査の役割分担(誰が何をどこまで責任をもつのかを明確にすること)、
②前回の打ち合わせで決めた試験項目の情報を関係者全員で共有すること、
③想定される不具合とその対処についての洗い出し

今回の会議では、北海道宇宙連合でCANSATの製作を通して実力を付けた学生2名を新たにCubeSat開発チームのメンバーとして認可した。
私たちのチームのルールは、常にモノづくりの実力が秀でた者が上位であり、成績上位であっても実践で実力を発揮できなければ下位となる。大学であれば、立派な論文を書けたとしても、確実の動くものを作ることへの配慮ができなければ、やはりセンスの良い人の下で働く立場となる。実社会と同じで下級生のもとで上級生が教えを請うこともある。
このようなルールで動いているので、今回の2名(学部3年生)は出世したと受け止めて頂いて良い。

北海道衛星株式会社の開所式

2005-10-01 22:54:24 | 佐鳥新の教授&社長日記
<朝から大樹町役場の方に準備を手伝っていただき、11時半からの開所式を迎えた。
この日は大樹町開帳町77周年の記念日でもあり、町の議員さんなど多くの方に参列して頂いた。

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2005.10.1(土)
北海道衛星株式会社
司会:佐鳥佐和子
大樹本社開所式 司会原稿

11:25 司会者着席
11:30 本日は、大樹町町長 伏見悦男様をはじめ 大樹町の多大なるご協力の下、 北海道衛星株式会社 大樹本社屋 開所 除幕セレモニーを 執り行わせていただけますことを 心より感謝申し上げます。

また、本日は、大樹町町立記念日であり、大樹町開町77周年の記念日である、慶びの 特別な日と伺いました。 特別に大きな歓迎を受けましたことを 重ねて感謝申し上げます。

私は、司会進行を努めます 北海道衛星株式会社の 佐鳥佐和子と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

ア 只今より、 北海道衛星株式会社 大樹本社屋 開所除幕セレモニーを開催致します。
テープカット除幕 を執り行う方々を ご紹介致します。

①北海道衛星株式会社 代表取締役社長 佐鳥新、
②大樹町町長 伏見悦男様、
③大樹町 議会議長 小谷内勲様、
④スペース研究会会長 酒森清様、
⑤寿長行政区長 椿修様、



以上でございます。

それでは、はなはだ僭越ではございますが、私の号令で テープカット除幕を 始めさせていただきます。

「2005年10月1日 旧大樹駅舎 をお借りして 北海道衛星 株式会社 大樹本社屋 を 開所することを 宣言いたします。」
代表者の皆様は テープにはさみをお入れください。(テープカットはじめ。)
おめでとうございます!(拍手)

ほんとうにありがとうございました。

イ それでは、北海道衛星株式会社 代表取締役社長 佐鳥新より挨拶がございます。

ありがとうございました。

ウ 続きまして、来賓代表 大樹町町長 伏見悦男様より お言葉を頂きます。伏見町長、宜しくお願い致します。

まことに ありがとうございました。

エ それでは、皆様に 本社屋内をご見学いただきます。

佐鳥代表がご案内いたしますので、どうぞご移動ください。
( 移動 )

今後とも ご支援のほど、宜しくお願い致します。

オ 以上をもちまして、北海道衛星株式会社 大樹本社屋 開所 除幕セレモニーを終了致します。

皆様のご期待に応えて 素晴らしい会社に育ててまいります。

本日、ご臨席下さいました皆様、まことにありがとうございました。

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開所式開催の挨拶


テープカットの様子



事務所内の見学