飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

お留守番

2005-09-22 14:52:49 | 北海道衛星
今週(20.21.22)は先生が出張なので、
私Y崎は一人孤独にパソコンに向かう…予定でした。
んがしかし、20日締め切りの書類の提出がまだだときかされたのが
20日の午後4時半…大丈夫かな?…不安な気持ちになりつつも
先生と連絡を取ろうと必死のU君と二人
引きつった笑いを浮かべ、電話がつながった後、
「ここに先生の判をください」と言われるがままに押印
「後は大丈夫ですから」の言葉にほっとして家路についたのが午後5時半でした

21日の午後3時過ぎ「提出書類の件でメールしますから」
事務局Mさんからの電話を受けフォーマットをプリントアウト…
えっ?無残に切れた状態で使えたものではない
もとがA3に収まっているのかA4でプリントすると…
上下の大事なところが入りきらない
左右に分けて半分ずつ用紙の向きを変ええればできそうなのに
私はそんな技を持っていないのでゼミ室でU君をGET
お知恵を拝借するはずがなかなかうまくいかず
30分は経過したでしょうか
無理やりA4に縮小してプリントさらにコピー機で拡大
なんだかとっても力技(?)を駆使することになりました。

22日今日は問い合わせのメールの返信作業からはじまりました。
先生は複数の団体の社長や理事に納まっており、
各々がどういう関係か私は把握しきっていないので
ちょとしたことでおろおろしてしまいます。
子供やペットよりは多少まともに応対できたでしょうか?
いやな汗をかく3日間です。

宇宙関連施設見学(2)

2005-09-21 22:20:49 | 佐鳥新の教授&社長日記
昨日に引き続き宇宙関連施設見学の2日目として今日は筑波宇宙センターを見学した。
学生たちとは筑波センターで別れ、私は夕方から筑波大のK先生とロケットエンジンの点火装置製作に関する打ち合わせを行った。食事の後、K先生に筑波周辺の新しい駅を車で案内して頂いた。20年前とはずいぶん様変わりしたので驚いた。品川のホテルには10時ごろ戻った。

宇宙関連施設見学(1)

2005-09-20 23:18:52 | 佐鳥新の教授&社長日記

今日は道工大と北大の学生を引率してJSATとJAXAの宇宙科学研究本部を見学した。ある程度意識の高い学生にはやはり本物を見せて、最先端の現場の雰囲気を肌で感じてもらうことが教育上重要だと思う。
最初に見学したJSATという会社は、日本で初めて民間の静止衛星を保有し、通信と放送のサービスを提供している。横浜の衛星管制センターのシステムは非常に洗練されており、(監視員はいるものの)コンピュータ制御で比較的小さな部屋で日本上空の8機の衛星の運用を監視していた。

次の宇宙科学研究本部では、赤外天文衛星ASTRO-Fと太陽観測衛星SOLAR-Bを見学した。その後、50kgの超小型衛星INDEXの管制運用室を見学させて頂いた。


父母懇談会など

2005-09-17 22:27:30 | 佐鳥新の教授&社長日記
今日は父母懇談会といって、学生の父兄と教員との面談を行う日であった。クラス担任の先生は面談を担当し、それ以外の教員は準備や受付をやることになっている。地方会場と札幌会場(本学)があり、先週は函館や帯広などの地方会場で、今日は札幌会場の日だった。私が所属する電気電子工学科には50名以上の学生の父兄が訪れた。面談の後は、学内の見学、その後に全体での懇親会があった。北海道宇宙連合の学生達の父兄も数名参加しており、懇親会で挨拶をすることができた。

夜は東京の経済学の先生の講演を聴いた。日本経済は今の2.5倍まで拡大する可能性が高いことや、貿易外収支(主として特許使用料による収益)がこれから重要となると言っていた。国家が世界に影響力を与えられる為ための3条件は、①経済力、②軍事力、③国連常任理事国入りだという。

A柳君にリクルートから取材!!

2005-09-16 23:35:01 | 北海道宇宙連合
  本日は、佐鳥ゼミ所属カメラマン(笑)USKが記事を書かせていただきます

今日、リクルートの取材スタッフの方々がH.S.U期待の星であるA柳に取材があった。

頑張って活動を行っている学生への取材らしい・・・・たぶん。
遠くから見ている限り色々と取材を受け、A柳君は堂々と受け答えをしておりました。

今後もH.S.Uは有名になっていってほすぃいかぎりです

ハイパースペクトル技術の応用に関するアイディア

2005-09-16 21:50:32 | 佐鳥新の教授&社長日記
先月、ゼミの学生にハイパースペクトル分析を使って農産物などの原産地を同定することができないだとうかという宿題を与えた。4年生の学生のアイディアで行った速報が今日入ってきた。彼らによれば海苔の原産地を同定できるらしい。植物の細胞壁の反射スペクトルに特徴が現われるようなことを言っていた。もう少し研究を進めれば、トレーサビリティーの検証技術に応用できる可能性がある。

新学期が始まった

2005-09-15 23:36:00 | 佐鳥新の教授&社長日記
今日は久しぶりに大学での講義と学生実験があった。

2講目の宇宙環境利用という講義では、教室に入るなり、あまりに広すぎて驚いた。年に1,2回の頻度でAO入試の模擬講義では使ったことがあったが、これから10回以上続くことを考えると、次回以降の対策を練らねばならない。

学生実験も面白かった。今日は面白い学生と出会った。彼は「質問があります」という。そこで私は「状況を教えてください」というと、彼は「とにかく現場に来てください」という。このような問答は今日1日だけでも5、6回あったかもしれないが、何を言っても彼は「現場に来なければだめです」と主張するのである。要するに、彼の語彙では表現できないテキスト通りにはいかない事態が起こっているようなので、その問題を解決できる人間を連れて来なければならないという熱心な思いが、実はこのような行動をさせているのだということが分かった。