帝京大学理工学部の学生で組織する工学クラブ「宇宙システム研究会」は29日、小型人工衛星「TeikyoSat―3=写真」を公開した。三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した「H2Aロケット」の相乗り副衛星で、30日に引き渡す。2月28日に宇宙へ飛び立つ予定だ。
反水素貯蔵技術の研究が私の博士論文のテーマだったが、ようやくCERNでビーム状にするところまで成功したようだ。いつか時間を見つけてブログでも紹介してみたい。
東京大学などの研究チームが、欧州原子核研究機構(CERN)で、反物質でできた最小の反原子である「反水素」を作成し、ビーム状にすることに成功したと発表した。
反物質とは、電子や陽子などの物質と比べて、質量などの性質が同じで電荷の正負が反対のもののこと。たとえば、プラスの電荷を持つ「陽子」の反物質は「反陽子」でマイナスの電荷を持っており、マイナスの電荷を持つ「電子」の反物質は「陽電子」でプラスの電荷を持っている。今回ビーム状にできた反水素は、反陽子ひとつと陽電子ひとつでできている。